こんにちは、スノーウィーです。
先日、デンハーグの中心にそびえたつ聖ヤコブ教会、通称 Grotekerk 大教会の塔に上ってみました。
13世紀に木造の教会から始まり、15世紀には街のどこからでも見えるように建てられたこの塔は、今もハーグ市民にとって欠かせない街のシンボルです。
ハーグの中心地にいる時は私もこの時計を見て行動してます。お世話になってまーす。
ガイドツアーでは288段の階段を上って、屋根のすぐ下まで行けます。
現在の屋根は1960年代の改修で新しく付けられたものなんですって。
ここも長い歴史の中、増築改築を繰り返したんですね。
第二次大戦中にはナチスドイツに供出を迫られましたが、「イヤー鐘が大きすぎて、出口を通れないんですよー」とごまかして何とか守ったそうです。
現在も15分おきに鐘が鳴ります。ガイドさんがタイミングを見計らって、ちょうど鐘の傍にいるタイミングで時報を聞かせてくれたけど、かなり大きい音!
それとは別に設置されたカリヨンが、途中で音楽を奏でていました。
塔の上から眺めるハーグの街。
左手奥にある池のすぐそばが国会議事堂ビネンホフとマウリッツハイス、真ん中後方の高層ビル群がデンハーグ中央駅のそばの官公庁。
教会の周りは歴史的な建物が今も残っています。
天気が良い日は海の方まで見えるそうですが、この日はあいにくの雨でした。
風が強くて塔の中までびゅうびゅう風が吹くのでなんでだろう?と思ったら、鐘の音が遠くまで聞こえるようになってるからだそうです。
なるほどー!
電話が一般家庭に普及する1950年頃までは、毎晩見張りが立って、夜中に火事があったらここから鐘を鳴らして、火事の方角も併せて知らせてもいたそうです。
教会の本陣はこんな感じ。
現在はイベント会場として使われることが多く、建物をじっくり見る機会はありませんでした。
なので、こんな素敵な教会だったのね、と再発見でした。
=====
その他、デンハーグを紹介するバーチャルツアーはこちら!
10月8日(木) 19:30-21:00 (日本時間)
参加費 1組/1端末 10ユーロ
☆オランダが誇る人気美術館をオランダが生んだ天才画家と鑑賞☆
マウリッツハイスの作品を、画家ゴッホに扮した美術ガイドがハイライトでご紹介します。
ーーーー
【本当は怖い…】デン・ハーグ 歴史ツアー×監獄博物館【日本語バーチャル】
10月30日(金)19:00~20:00
参加費 1組/1端末 10ユーロ
☆700年の歴史を持つ恐怖の監獄博物館に潜入!☆
造り物じゃない怖いモノ、お見せします。
=====