お知らせ 2013.03.14
皆さん、海外旅行へお出かけの際、傷害保険にご加入されていますか?

このたび、ジェイアイ傷害火災保険が発表した、「2011年度海外旅行保険
事故データ」によると、事故発生率が、『3.58%』となり、1996年の調査
開始から、過去最高を記録したそうです
これは、同年度の海外旅行傷害保険契約者の28人に1人が、何らかの事故に
あっていることになります

最も事故が多い補償項目は、「治療・救援費用」で、48.2%となり、前年よりも、
17.7ポイントも増加しており、次いで、携行品損害が34.9%で、ほぼ前年並み。
3番目が、航空機の遅延や欠航など、予期せぬ事故で必要になった費用を補償
する「旅行事故緊急費用」で、13.8%となり、この3つが、全体の96.6%を占め
る割合となっています

また、地域によっても、項目別の事故の割合が、大きく異なっているようです
例えば、「ヨーロッパ・アフリカ方面」では、飛行機等の乗り換えが多いため、スーツケ
ースの破損が多く、また、スリの手段が多様化しており、「携行品損害」が最も多い
ようです
また、「アジア」は、衛生環境と気候の変化により、腹痛や風邪などの疾病が発生しやす
いため、「治療・救援費用」が多く、「グアム・サイパン」は、台風などによる航空機遅延や
欠航が多いことから、「旅行事故緊急費用」が多くなっているそうです

高額事故については、治療・救援費用の支払いが、300万円以上だったものが、44件
で、地域別では、ハワイを含む北米が18件、ヨーロッパが14件と多くなっています。

ただし、アジアでも高額事故が目立つようになってきており、例えば、昨年はアジアでも
1000万円を超えるケースが3件発生していて、いずれも搬送に、チャーター機を利用
したようです

このように、旅行形態や、行き先が多様化してきた中で、事故発生率も多く、また、高額
化もしておりますので、今まで以上に、海外旅行へお出かけの際は、海外旅行傷害保険
へご加入されることを、お忘れないように

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