伊藤千恵が行く
キュランダ1日観光(DLXコース)
午前9時30分、汽笛の音と共にスタートです
キュランダ村を訪れる手段は幾つかありますが、今回のツアーでは世界の車窓からにて長年にわたりオープニングを飾った列車キュランダ観光鉄道に乗車し、ケアンズセントラル駅から出発し、およそ1時間45分の車窓の旅にてキュランダ村を目指しました
キュランダ駅までの道のりは、見渡す限りの熱帯雨林と渓谷、滝、そして手作業で貫通させた歴史豊かな15本のトンネルや鉄橋を含め37以上の橋を通過します。
途中、ホースシューベント(馬の蹄の意)と呼ばれる180度のヘアピンカーブ(曲線半径100メートルの為、車窓からは先頭車両が目に入ってきます)や、停車駅にて遭遇したバロン滝の迫力も楽しめます
この鉄道、19世紀土木工学の最も優れた偉業の一つと呼ばれ、何百人もの労働者が非常に過酷な労働条件の下で生活と労働を共にして鉄道開通を果たし、高原地帯を開発に導いたと言われていますが、目の前に広がる自然環境と建設当時の時代背景を思うと、これほどの鉄道が建設された事に、歴史豊かな面と併せ当時の偉業といわれた所以が理解出来ました。
さて、いよいよバロンフォールズ駅の次が、キュランダ駅、キュランダ村到着です
到着後のランチタイム後、レインフォレステーションにてコアラ抱っこ写真撮影(別途料金$15)やワイルドライフパークではカンガルー、コアラはもちろん、隠れ名物、カワソリ(飛べない鳥としては世界で三番目に大きいと言われ絶滅の危機に瀕する、日本名:ヒクイ鳥)やクロコダイルのジャック君(SOLTWATERクロコダイル:塩水淡水両方で生殖でき、4~5メートルと巨大なクロコダイル)ご対面後は、水陸両用車アーミーダックに乗って熱帯雨林に生息する動植物を楽しみます
その他、キュランダ村内には先住民アボリジニのカルチャーセンターやヘリテージマーケット、蝶園、鳥園、コアラガーデンなどがあります。
ケアンズへの帰路はロープウェイスカイレールにて、およそ50分、空から見下ろす熱帯雨林、世界遺産に登録されているバロン渓谷国立公園上空を空中散策します
是非オススメのスカイレール、1995年に全長7.5Km、36本の鉄塔に114個のゴンドラとして完成するまで、環境保護の為、全ての支柱・資材はヘリコプターで現場へ運び、積み入れ、木々を倒さないようにスタッフは森の下から徒歩での移動に徹し、結果15本のみの伐採で完成に至ったとされています
キュランダ鉄道とスカイレール利用のキュランダ観光は自然の驚異と自然を守り続ける人々の中で生まれたアトラクション、そして先住民と地域の人々との関わりなどに触れることに出来る内容満載のツアーでした
ランチ
オージーハンバーガーまたはチキンパイ
紅茶またはコーヒー
※ツアーの詳細は、ケアンズオプショナルツアーページ をご覧下さい。お申し込み、その他の詳細については、エイチ・アイ・エス ケアンズ支店 までお問い合わせ下さい。