コタキナバルからこんにちは~
長らくお待たせ致しました。
久しぶりにB級グルメシリーズ第三弾をお届けいたします
さてさて・・・
今回のネタ 「肉骨茶(バクテー)」
肉・・・・そして骨お茶・・・
一体なんだろ、この得体の知れない食べ物。
これはマレーシアの華僑が考えたものです。
肉骨=骨付き肉 茶=漢方茶
スペアリブ(等)を漢方薬でぐつぐつ煮込んだ
おしょうゆベースの料理でございます。
漢方と聞くとう~ん臭いがするからちょっと苦手・・・
なーんて思う方もいらっしゃるかもしれません。
まあ、そう言わずにまずはお試しあれの一品でございます。
恐る恐るスープをすすってみると・・・
口の中で革命がおきます
何度も食べなれている私達でも
最初に、スープを口にした瞬間「ほ~~ぉっ」
と思わず言ってしまう程に美味でございます。
臭いも思ったほどではありません。
漢方薬やにんにくなどありとあらゆる滋養に良いものが
入っているので、私達もやや疲れた時や風邪気味のとき、
お腹の調子が悪いときなどに行くと体が暖まり
気のせいか翌日は体調が良くなっている気がします。
もちろん体調が悪いときだけではなく普通の時も
よく行きます。
我らが支店長は週一回のペースでバクテーを夕食にしているそうです。
どんなに冷たい反応でやり返しても次々とオヤジギャグを
発するあのバイタリティーはバクテーから来ているのかも・・・(爆)
そして疲れた部下達は・・・さらにバクテーでエナジー補給
コタキナバル支店繁栄のためにはバクテーは無くてはならない
料理なのです。(笑)
このように土鍋のままで出されるのが一般的です。
さてバクテーは場所、店によってその形態、味は様々です。
具はスペアリブ、ミートボール、しいたけ、
豚モツ、うすあげ、たまににんにくが皮付きの
かたまりのままどかっと入っているものもあります。
揚げパン(お揚げ感覚のもの)が
別添えで出てきますので好みによりスープに浸して
頂きます。
お好みで唐辛子の刻んだもの(2種類。大きいものより
小さいほうが辛いです)、にんにくのみじん切りを
小皿にとってしょうゆ(これも二種類。どろっとしたものが
甘口でさらさらが日本のおしょうゆに近い)を混ぜます。
これは食べすすむうちに具の味が物足りなくなったときに
つけて食べるものです。
後は召し上がり方などはもうすべてお好みです。
ご飯にスープを掛けながらお召し上がりいただいたり、
揚げパンをスープに浸しながら等、それぞれです。
左は青菜のオイスターソース添え。
コタキナバルの肉骨茶店はすべて夕方6時以降から
開店です。
まずは空いてる席を見つけてどかっと座りましょう。
どかっと座るのがポイントです。お夕食時は混んでいるので
おとなしく待っているとあっと言う間に他の人に席が
取られてしまいます
(私はちなみに待ったことがありません。
自慢なのかどうなのか・・・)
さーてお店に入ってオーダーしてみましょう。
今回は支店長、女王様と3人分です。
「トロン バギ バッ・クゥテェー チャンプール
ウントッ ティガ オラン マカン」
(肉骨茶のミックス3人前ください。)
飲み物も忘れずに・・・
「トロン バギ ミノム (ティガ) チャイニーズテー」
(飲み物は中国茶(3つ)下さい。)
えーっと・・・これだけなんです。
肉骨茶店では肉骨茶をオーダーすると自動的に
中国茶(ホット)をポットに入れて持ってきてくれるところが
ほとんどです。これをおちょこでぐいぐいやるわけです。
二杯目以降は相当お茶が濃く出ていますのでお好みで
「トロン バギ アイ(ル)バトゥ」
(氷を下さい)
という風に氷をもらって飲むとちょうどさわやかでお勧めです。
ポットのお茶が出てこない場合は別にオーダーして下さい。
食べすすむうちにスープが足りなくなってくることもあるでしょう。
そんなときは
「トロン タンパッ スープ ラギ」
(スープを足してください。)
と、遠慮なく頼みましょう
食べ終わったら・・・そう、覚えてますか?
「マイタン」 または 「トロン キラ」
(お勘定お願いします。)
帰り際に「テリマカシ」(ありがとう)
の一言も忘れずに
コタキナバル支店近辺はバクテーのいわゆる
激戦区でございます。
お気に入りはございますが、それぞれに味の特徴があって
どれもハズレはございません。
バクテーは煮込み料理のため、仕込みに時間がかかります。
たいていのお店は夕方6時以降のオープンです。
ショッピング、ツアー、ゴルフでお疲れの後
バクテーでおいしくエナジー補給・・・是非お試しください
あ~あ~お腹空いたな~
今日もバクテーにしようかな
カリブロがお届けいたしました。