ブログ 2007.02.11

みなさんこんにちは~happy01

週末はいかがお過ごしでしたでしょうか?


さて、今日は日本に居るとなじみの薄い

旧正月のことをお話いたします。


ご存知の通り、マレーシアは多民族国家でございます。

首都クアラルンプールのある半島マレーシアと

ここコタキナバルのあるボルネオ島とは人口の分布と

各民族の内訳に違いはございますがどちらも

全体の30%ほどが華僑で占められています。

マレーシアには主に、イスラム教を信仰するマレー民族

他、主にヒンズー教を信仰するインド移民などがいます。

それぞれの民族にそれぞれのお正月にあたる行事があり

マレーシアではそれぞれ祝日に指定されています。

とってもいい国~notessmile


さあ、本題にもどりましょう。


今年の旧正月は2月18日、19日が祝日に指定されています。

毎年、旧正月が近づくと暮れの挨拶を兼ねて、

取引先などにお土産(お歳暮にあたる)を持っていきます。

そのお土産が、こちらでは”みかん”なのです。

どうしてかというと、中国の文化ではみかんは

金運、幸運の象徴とされているのだからとか。

ちなみにこのお土産は、一個二個とかの単位ではなく

どーんっsign01と、段ボール箱ごと頂戴することが

ほとんどです。

今年もコタキナバル支店に

「恭喜發財(コンシーファーチャイ)」

(お金がたくさん儲かりますように)

という挨拶言葉とともに数箱届けられました。


こんな感じです


時にはこのようなオブジェで頂くことも。


この頃、街のあちこちで”福”の字やおめでたい

言葉を店先などで見かけることがあります。

たまにと、画面右下の赤い紙に書かれた

”福”の字の様に逆さになって飾られているのを

見かけることがあるかもしれません。

これ、わざとなんですね~”福”が返ってくるように

という願いが込められているのだとか。


こんな風にバスケットで頂くこともpresent

赤いビニール袋(これも縁起が良い色とされている

からだそうです。)で一つ一つ包まれております。


コタキナバル支店のカウンターに写真のバスケットを

置いております。期間中、ご来店のお客様に

一つづつ”福”が来るようにと差し上げております。

(数がなくなったら終了です。ごめんなさい・・・)


さて、この”みかん”について一つ重要なお話が。

たかだかみかんで引っ張るなぁ~とお思いの

あなた様sign01まあ、とりあえず聞いて下さい。

この旧正月に出回るみかんは食べるだけが

目的ではございません。

旧正月は初日、二日目と祝日になっておりますが

実際は初日から二週間が旧正月とされております。

その、旧正月の最後の日が日本の小正月にあたる

Chap Goh Mei(チャッゴメ)と呼ばれており、

シングル(独身)の人々がこの日に海や川に、

願いを込めてみかんを投げると良きパートナーに

巡り会えるという言い伝えがあるそうです。

チャッゴメの日は海辺や川辺にシングルの男女が

集まり、このみかんを投げる姿が見られます。


かく言う私、カリブロも毎年みかん投げを

画策するのですが様々な妨害sign02に阻まれ、

一度も投げに行ってません。キッーーーッangry



今年こそは!!!

チャッゴメまで筋トレを積み、

意地でも定時ピタッ帰りを実現し、

行く手を阻むものをものともせずpunchpunch

みかん投げを成功させたいと思います(爆)




ちなみに、今年のChaP Goh Mei(チャッゴメ)

3月4日(日)でございます。


シングルの皆様、コタキナバルに”みかん”を

投げにきませんか?(笑)


旧正月のお話でした。

shadow











同じテーマ「」の記事

もっと見る →

    コメントを投稿

    

    HIS コタキナバル支店

    2024.05
    loading...