2日目 つづき
朝、06:30にボートに乗り、モーニング・リバークルーズです。
ガイドさんのご厚意で今回だけ、朝のリバークルーズにトレッキングを付けてもらう事ができました。
目指すは“Oxbow Lake”という三日月湖です
早朝のクルーズは空気が澄んでいて気持ちがいいです。
早朝は鳥が多く、シラサギやカワセミ、ワシ、サイチョウやいろいろな野鳥を見る事ができました。
湖に入る手前で、象の足跡を見る事が出来ましたが
これは2カ月ほど前の足跡だったそうです
キナバタンガン川では、時折水草のようなものが浮かんでいるのに気付きましたが、
オックスボウ・レイクには、同じ種類の水草が大量に生えていました。
紫色のきれいな花を付けているので、思わず名前を聞いたところ、
ヒヤシンスの一種だそうです。
このヒヤシンスはもとからキナバタンガン川にあったものではなく、元々は南アフリカのもので、どこかから持ち込まれた外来種が今では湖を覆い尽くす程まで茂ってしまったそうです。
このヒヤシンスが大量に繁殖してしまった事によって、湖の生態系も変わってきてしまいました。
その話を聞く前は、ただ単にきれいな花だなぁ、と思って見ていましたが、一変して環境問題について考えされられる光景になってしまいました。
オックスボウ・レイクについて、ひと休憩
岸に船を止めて、船の中で朝ごはんのお弁当サンドイッチを食べました
湖にはたくさんの小魚がいて、
お弁当のビスケットで小魚の餌付けを楽しむ事が出来ました
↑すごい大量の小魚くん達
朝ごはん休憩後、オックスボウ・レイクの岸に船を止め、トレッキングをしました
前日少し雨が降ったので、足元はとてもぬかるんでいて靴が泥だらけになりました
昨晩ガイドさんよりヒルがいるので、ヒルソックスを用意するよう言われていましたが、トレッキングを始めて早速ヒルが出てきました
↑スカウ、ネイチャーガイドのロナルドさんと、
おおきいダンゴムシ(丸くなって直径4cm)
また、ここにも2カ月程前の象のフンが落ちていたりしました。
象は群れになって移動し、食べ物を探すために、キナバタンガン川周辺をぐるぐる回りながら暮らしています
人間が森林伐採したことにより、キナバタンガン川周辺の動物達が食糧不足になり、食べ物を探すため広範囲を徘徊しなければならなくなってしまったそうです。
これも環境問題ですね
朝のトレッキングは空気が澄んでいてとても気持ちがよかったです。
鳥や動物の鳴き声を聞いたり、虫やキノコや植物を見たりして、
トレッキングが終わり、ロッジに戻ってからしばし休憩をして、お昼ごはんを食べました
食べている最中、レストランのすぐ近くにサイチョウが来ました
木の実を食べにいつもこのあたりにくるそうです
人間が近づいても逃げないくらい人慣れしているようなので、
置物ぢゃないよ
環境問題は次号にもつづく