1日目、つづき
マシラウリゾートは標高2000mのところにあります
マシラウといえば、地元ではウツボカズラの種類が豊富なことで知られています
みなさん、ウツボカズラってご存知ですか
ウツボカズラはつる性の食虫植物で、
ツボの中に虫を捕らえ消化液で虫を溶かし、その栄養分を吸収して成長する植物です
そのためキナバル山のような標高が高くて栄養分のない岩場でも育つことができます。
ちなみにボルネオ島に生息するウツボカズラは世界的にも種類が豊富なことでも知られています。
今回私たちがトレッキングをしたルートも
“Nepenthes Rajah ネペンテス・ラジャ”
(=ウツボカズラの種類のマレー語名、訳してKing ofウツボカズラ。日本名はオオウツボカズラ。)という名前のトレールでした。
名前の通りこのトレールでは大小さまざま、キングから赤ちゃんサイズのかわいいウツボカズラまで、ポコポコと見ることができました
*ウツボカズラ写真(キングと赤ちゃん ネペンテス・ラジャ)
この写真の2つのウツボカズラはサイズが全然違いますが、同じ種だそうです
土壌の成分等によって同じ種でもウツボカズラのサイズが変わってくるそうです。不思議ですね。。
*Nepenthes Villosa、ビロードウツボ
*Nepenthes Fusca、フスカ・ウツボカズラ
*Nepenthes Tentaculata、テンタキュラータ・ウツボカズラ
*ウツボカズラの花(20cm程)
*高山植物の花
(地元ドゥスン族の人々は薬草として利用する)
その他の種類のウツボカズラは、キナバル山ろくの植物園でも見ることができます
このトレールは片道1.5km、ゆっくり歩いて2時間程でしたが、ウツボカズラの見どころが満載でとても興味深かったです
そのほか、たくさんの野生の蘭等も見ることができました
通常のキナバル登山ルートは人の出入りが多いので
登山中めったにウツボカズラを見ることができません
マシラウ・トレッキングだけです!
このブログを読んでウツボカズラ・フアンになったそこのあなた
是非このコースに参加してみてはいかがですか
*ベコニア写真
*ハゴロモという昆虫とその幼虫
1日目のトレッキング終了後、マシラウ・リゾートで昼食
*マシラウ写真
その後、キナバル山ふもとのホテルに移動しました。
“キナバル・パイン・リゾート”という宿は、キナバル山の眺めがすばらしいことでよく知られています。
が・・・
ホテルに到着しましたが、残念ながら雨と霧で視界不良でした。。。
明日の朝、キナバル山が見れることを期待したいです!
せっかくなので、リゾートの写真を紹介します。
“キナバル・パイン・リゾート”
H.I.S.のボルネオ島周遊コース、チャオ・プレッソでも利用する宿です
*レセプション(夜のみ営業で、地下に売店とカラオケがあります)
*レストラン(チャオ・プレッソのお客様はここでスチームボードを食べます。)
*部屋の写真
*キナバル山(残念ながら雲がかかっていますが、キナバル山はすぐ目の前です!)
さてさて、次回もマニアックな、”ラフレシア編”をお送りいたします。
お楽しみに