3日目
朝食後、サバ・ティーの茶葉加工工場を見学しました。
はじめは、緑色でただの草の匂いしかしない、一見普通の葉っぱが、工場の機械にかけられて、何段階もの工程を経るうちに、どんどん色が変わり、匂いが変わり、紅茶になっていく姿を見ることができました。
サバ・ティーはボルネオのお土産で大人気ですが、すべてこの工場から出荷され、各地に出まわったり、海外に輸出されたりしています。
*加工前の葉っぱを乾燥させる
*裁断してまた乾燥
*さらに裁断してゴミや不純物等を取り除いてまた乾燥
*発酵・熟成させてまた乾燥
*茶葉の用途(ティーバック用、テッタレ(ミルクティー)用等)
によって、振り分けている。
サバ・ティー・ガーデンを後にし、キナバル公園本部に移動しました。
残念ながら・・・今日も雨です・・・。
まずは公園本部近くの植物園を見学しました。
この植物園では、ボルネオ固有の植物、マシラウでたくさん見たウツボカズラの他の種類、キナバル山の高山植物、たくさんの種類の蘭、薬草、などをガイドさんの説明を聞きながら効率よく見ることができます。
*植物園の写真
その後、車で数分のところにあるティンポホン・ゲートに移動しました。
ここはキナバル登山の登山者が必ず通るところで、一番始めのチェックポイントです。
雨が降っていたにもかかわらず、野鳥がよく見られました。
しかもあまり人間を気にしていないのか、わりと近くでかわいい小鳥達を見ることができました。
ガイドのティムさんはとても眼がいいので、ちらっと見ただけですぐ何の鳥か教えてくれました。
雨がひどかったのと気温が寒かったので、ティンポホン・ゲート周辺でしばらくバード・ウォッチングがてらのんびりとすごし、今日のトレッキングは中止することにしました。
一番楽しみにしていたトレッキングだったのですが、天候のせいなので残念です。またの機会ということで・・・。
ゲートには登山者が何名か訪れていましたが、この雨の中1泊2日の登山とは、ちょっと気の毒に思ってしまうほど、寒かったです。
山に行く際には十分な装備と体調管理が欠かせませんね。。。
*ティンポホン・ゲート
さて、こんなわけで、
現地2泊3日の
ボルネオ自然満喫トレッキングツアーをレポートさせていただきました。
感想は一言。
「やっぱり、トレッキングは楽しい!」です。
澄み切った空気を吸い、森の匂いや風の音を感じながら、植物や野鳥や昆虫や動物などを真直に観察したりするのはとても癒されるし、楽しいです。
日常の喧噪を忘れ、無心になることができ、大自然に思いっきり触れ合い、五感が研ぎ澄まされるような気がします。
天気が悪かったのがちょっと残念ではありましたが、
このコースに参加してボルネオの自然を大満喫することができました!!
またエコツアーに参加したいと思います。
次はキナバル登山に挑戦してみようかなっ・・・・・!?