さて、ポーリン温泉を後にして、車で30分程で
サバ・ティー・ガーデンに到着です。
ここでは、地元サバ産の紅茶の
栽培・加工・出荷販売を行っています。
*サバ・ティー・ガーデンの茶園
サバ茶の詳しい説明などは明日の工場見学にするとして、まずはここで昼食を取り、宿にチェックインしました。
今日の宿はとてもユニークです。
なんと、地元民族ルングス族のロングハウスに泊まります。
*ロングハウス外観
ルングス族の人々は、今でもこのようなロングハウスの家を実際の生活の場として利用しています。
1つのロングハウスの中に部屋が10部屋ほどあり、部屋の外は共有スペースになっています。部屋はほとんどが寝室として使うのみで、普段の生活のベースは共有スペースで、ここで食事をしたり、家族団らんをしたり、民族工芸品を作ったり、宴会をしたり、音楽や踊りを楽しんだりします。
何世代もの家族や親戚がひとつ屋根の下で生活を共にしていて昔ながらの伝統文化を今でも守り続けています。
*ロングハウス寝室、部屋の外
ちなみにトイレ、シャワーは共同で外の別棟にあります。
このロングハウスは高床式で、素材は主に竹の骨組み、壁は木の皮で作られていてとても涼しいです。
足元も竹なので、歩くとギシギシ音が鳴りますが、素足に竹の感触がなんとも心地よいです。
寝室は簡素なマットレスに蚊帳がはってあるだけのとてもシンプルなものですが、風通しがよく、鳥や虫や動物の鳴き声などが聞こえるので、自然の中に溶け込むような一晩を過ごすことが出来ます。
さて、ロングハウスにチェックイン後、本日のトレッキングに入ります。
雨が降って水位が上がっていたので、トレッキング途中の川遊びは中止になってしまいましたが、ガイドさんと相談し、臨機応変にトレッキングコースをアレンジしてくれました。
トレッキングは1周2時間半のコースでしたが、雨が降っていたので、生き物はあまり見ることができなかったのと、写真を撮ることができませんでした。
雨の中のレインコートを着て(時には傘もさしながら・・)のトレッキングは個人的には始めてだったのですが、ただただ自然の中を歩くのが気持ちよかったです。
普段運動不足なので、いい有酸素運動ができました。(笑)
足元も雨でぬかるんでいて、みんなで転びそうになりながら大笑いして歩いたのもいい思い出になりました。
(悪魔の実?by ガイドのティムさん。
ちなみにティムさんはOne Pieceの大ファンです)
トレッキングが終わり、宿で夕食。
その後フリータイムで自然を感じながらロングハウスでゆっくりとくつろぐのでした・・・
おやすみなさい。