ボルネオ、コタキナバル。
といえば、
世界遺産、キナバル山。
が見どころの一つだと思います。
キナバル山は東南アジア最高峰、4095mですが、
標高1500mほどのところにキナバル国立公園の本部があります。
今回は、このキナバル国立公園本部にあるトレッキングについて紹介いたします。
国立公園本部の周辺には、登山の為の登山ゲートもありますが、
植物園や、トレッキングコース、宿泊施設、レストラン等あります。
登山者だけではなく、トレッキングやバードウォッチングを楽しむ人でにぎわい、
地元の人だけではなく、観光客が訪れる名所スポットの一つです。
公園本部には、9種類のトレイルがあり、
誰でも自由にトレッキングを楽しむことができます。
サバ公園局の本部に行けば、このような地図をもらうことができます。
トレッキングの距離は長いものから短いものまでさまざまですが、
ガイドがいない場合どのコースを歩けばいいのか分かりません。
今回私たちは、
”Kiau View Trail(キアウ・ビュー・トレイル)"
というトレイルに行ってきました。
このトレイルは全長2544mで、ゆっくり歩いて2時間ほどかかります。
今回、4歳の子供を連れて行きましたが、
初心者でも子供でもトレッキングを楽しむことができるトレイルだと思います。
トレイルの入り口は登山道へと続く車道に面しているので、
すぐに見つけることができます。
公園本部のトレイルは、
場所によってはあまり整備されていないところもあり、
人の出入りが少ないトレイルは道が分かりづらくなってしまっています。
トレイルで道に迷ってしまうと、非常に危険です。
このトレイルはボードウォークの道があり、
整備されていました。
ただ、ところにより木の舗装道がないので、
雨が降った後などは、道がぬかるんでいたり、
滑りやすい場合もあるので、お気をつけください。
標高が高いので、涼しい風が心地よいです。
マイナスイオンたっぷりの空気もおいしい
さるすべりの木や絞め殺しの木、
高山植物の特有のコケやシダ植物、蘭、キノコがみれました。
鳥や野生のリス、蝶もたくさんいます。
運がよければ猿も見れるかもしれません。
(オラウータンではありませんが。。)
一緒に行ったガイドさんは目がいいので、
土の中に隠れて埋まっている鳥の巣を探してくれました。
そして野生のウツボカズラ も見ることができました。
登山は自身がないけれど、世界遺産の雄大な自然を体感したい。
という方にトレッキングはオススメです。
キナバル山まで足を伸ばす機会があれば、
是非挑戦してみてください