みなさまこんにちは!
マレーシアでは今年も4月3日の朝からラマダンが始まりました!
日本ではラマダン=断食、一日何も食べないと思われがちですが、ラマダンは一か月続くため食事ができないのは日中のみ(水も飲めません…!)、日没後は飲食が可能です
ただし一日何も口にしていないのに、日没後急に料理をするのは考えただけでも目が回りそう
そこでマレーシアではラマダン中の一か月、食べ物を扱うマーケットが市内に出現
買って帰って、日没を迎えたらみんなで無事にラマダンの一日を終えられたことを感謝し祈りを捧げ食事をするそうです。
ラマダンバザールは早いところでは16:30頃からスタート、18時頃にブキビンタンのラマダンバザールへ行ってきましたのでご紹介させていただきます
普段は何もない通りに青い点とが立ち並び煙がもうもうと…!
酌む理の正体はこちらのチキンでした~~~
カラフルなジュースもバザールの定番ですね。
こちらはラマダンの定番のクルマ干しナツメヤシです。
甘味が強いナツメヤシはラマダン時期のお共として定番!スーパーでもこの時期たくさん売っています
なんと成分の7割が糖分だとか!また、鉄分やミネラルも豊富なため、断食後の空腹にすばやくエネルギーを届けてくれるそうです
ラマダンバザールは断食明けのムスリムのために用意されていますが、外国人も入れますし購入もできるのでぜひ気になるものを買って試してみてほしいです
定番からこの時期ならではの商品までいろいろ並んでますよ~~~。
一風珍しいものも見つけました
こちらはTepung Pelita。葉っぱにくるまれたココナツミルクのプリンです。
白いのはココナツミルクで、自然な甘みで柔らかい食感
ラマダン中は長時間の断食で胃腸が弱りがち。断食明けはこうした甘いものからお食事をスタートさせるのが定番だそうです
6つ入ったパックでRM5と非常に得な価格でした
その他、なかなか縁がないアラビア系のメニューも多いです
ラマダンバザールですが、まだ日没前におこなわれることもあり食べ歩きを楽しむというよりは夕食(彼らにとっては朝食…?)を買って帰るための場所で、食堂スタイルで自分で好きなおかずを選ぶスタイルの屋台もあります。
ここも人気で18時時点で残りわずか基本的に売り切ったら屋台は閉まるし、店員さんも日没後はごはん食べたいので覗きに行きたい場合は18時頃がおススメです
断食明けの食事はみんなで囲む習慣があるため、みんないろんな屋台に立ち寄り、両手にたくさんのビニール袋を提げて帰っていきます
しかもおなかすいた状態でこんな天国みたいなところに来たらつい目移りしていろいろ買っちゃいますよね~~。でも実際には胃が小さくなっていてそんなに食べられないらしいです笑
一番人気はRoti John!
バターたっぷりの鉄板で作るサンドイッチのようなものです
お店によってはフランスパンを使ったりもしますが、ここは柔らかめのコッペパンを鉄板に焼き付けて作っていました
Roti Johnはラマダン中以外でも食べられますが、それでもこの行列
こちら、マックの目の前なんです笑。みんなハンバーガーよりRoti Johnこの時期はマックも商売あがったりですね
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ラマダン中は旅行を避けたほうがいいというガイドブックもありますが、クアラルンプールに関しては外国人が多いこともあり、マレー系の小さい商店などは早めに閉まったりしますが特に観光に影響はないように思います
この時期しかないラマダンバザールが楽しめる利点もあります昨日はガイドブック片手にラマダンバザールを歩く西洋人のカップルを見てひさしぶりの観光客かと思い胸が躍りました
2022年のラマダンは5月2日まで!期間中にいらっしゃる方はぜひラマダンバザールも行ってみてくださいね