『1週間タイ』
2009.02.23
ある意味「タイは海の王様である」と、そう宣言します。秘密の白砂ビーチ、透明度の高いエメラルド色の海、ユニークな形状の島々…
これらが狭いエリアにたくさん点在。
とくにアンダマン海には、ユニークな海岸や島が多く、世界中から多くの観光客がやってきます。
数年前、映画「The Beach」のロケ地として、タイの秘密めいたビーチの存在が、世界の人に知られるように。
本誌「1週間タイ」の中でも、「秘密のビーチは残健在なのか」と、小船をチャーターし、アンダマン海エリアを詳しくパトロール。
こちらの実写版と併せ、タイに残された、感動の色の海と島を楽しんでください。
先ずはお約束のピピ島から。
ピピ島はピピドン島とピピレイ島の二つ。
「The Beach」で使われたロケ地はピピレイ島のマヤビーチ。
この巨大な崖が、侵入者を防いできたのか、その秘密のビーチは長年美しいままで保たれていたのでした。
そしてそれは、今も変わらずに相変わらず・・・。
久しぶりに来てみたら、あまりの人の多さに驚愕
映画の影響未だ強し。
幸い島にはなんの施設も無く、観光客はしばらく上陸したら帰っていく。
なので島の景観が壊されているというまでには至っていない。
プーケットから日帰りでピピツアーにやってくる船は、客をパンパンに詰め込んで。
どうよ、これ。まるで難破船状態で、これじゃぁ人で溢れるわけだ。
そこで、映画の残像を求めるのは諦め、Myビーチを求めて船を走らせ、見つけたよさ気なビーチに上陸。
そうそう、船チャーターをする場合にはドリンクとプレートランチを持参で行くと、こんなふうにナイスなロケーションでランチが堪能できます。
ランチもドリンクも忘れてしまったら、アンダマンを彷徨うコンビニオヤジを見つけて購入を。
ただし価格は陸より50%増し。
オヤジ足元見すぎですって。
まるで天然のプールのような場所も、自分専用&占有。
シュノーケルをしたり泳いだり。
どうよこの色、この風景
一方こちらはクラビエリア。
かなりヤラレル海の景色の連続ですから。
潮が引き、白州が浮かび上がって島と島を結ぶ。
石灰分の強い島は、このように鍾乳洞状態。
そこを船で廻れば探検気分も盛り上がる。
洞といえば、エリアで最高級ホテル「ラヤバディ」の洞窟レストランへも、是非お出かけを。
一方、こちらのビーチはブラックムーンパーティ会場。
新月の日はお祭りなのでしょう、きっと。
海なのにロッククライマーも憧れる場所、クラビ。
海からそびえる壁を登り、そこから見る海の景色。
自分も見てみたいものです。
と、どうです。
まだまだ魅力的な風景がたくさん残されているタイのビーチ。
ここを見ずして、他のビーチは語れませんって。
さらなる詳細は、「1週間タイ」本誌で
次のタイへの旅のプランはこの1冊で。
1週間タイ
山下マヌー・著 定価:1260円(税込)
限られた滞在「1週間」を切り口に山下マヌー氏ならではのユニークな視点でタイの遊び方を提案する1冊。本書を使い込むほどに“タイの可能性”を体感できます。