『1週間バリ』
2009.02.25
「バリに行く」「興味アリ」、「検討中」・・・只今バリにインスパイヤされ中、の全ての皆さん。
実写版「1週間バリ」へようこそ。
期待に胸膨らませているバリですが、現地は全く快適かといえば、いくつかの頭を悩ませることも。
例えば蚊。
対策が万全でないと寝不足になったり病気になったり。
例えば移動手段。
公共交通機関がないバリを安全に移動するにはどうしたら
例えば両替。
騙されずにするにはどうしたら
そのほかバリ独特の仕組みや掟はいろいろ&実に興味深い
「蚊」と「腹痛」を制したものがバリを制す
蚊が多いバリ。
腹痛になることが多いバリ。
備えを万全に。
とはいえ、スプレー類は日本から持ち込めないので、現地購入。
単行本「1週間バリ」の本文33Pにあるように、地元スーパーで、なにが売れているかを徹底マーケティング。
その結果、バリ主婦に人気名のがこれ。
上が蚊対策グッズ(左から虫除けスプレー、殺虫剤、痒み止め)。
下は薬局屋のオバちゃん推薦の腹痛薬。
プリントアウトして持参すれば、現地で購入の際に話がスムースに
安眠できるか否か、“紙一重”バリの蚊は侮れない。
天蓋があってもその僅かな隙間から奴らは進入してくる。
寝る前に殺虫剤を撒いておいても、窓のないオープンなリビングのヴィラタイプの部屋では、やはり容易に侵入してくる。
ではどうする
そう、蚊取り線香だ。
古典的だがこれしかない。
しかし蚊取り線香、一つや二つではまったく用を成さないのがバリ。
ベッドの両サイドの足元、同じく頭側の両サイドと、最低でも4つは設置しておきたい。
しかし、肝心な蚊取り線香置きは、部屋に一つしか用意されていない。
そこで、これ。
題して、「マヌー式簡易蚊取り線香台」。
紙一枚で快適な安眠を約束するぞ。
ただしくれぐれも折り目のエッジを鋭くすること。
さもないと、紙が焼け、火事になる。
マリック以上か両替屋の騙しテク
街のいたるところで目にする両替屋。
競争も激しく、看板にあり得ないいようなレートに騙され、つい、ふらふらと誘われる・・・。
ところがその手の店では高額な手数料を取られたり、電卓に細工していたり、「はい、では確認しますよ」と、一緒に数えたのみかかわらずいつのまにか騙されていたり・・・
その神業とも手品的ともいえるやり口は敵ながらお見事。
リピーターでも度々騙されてしまう始末。
その手口と対処法を本書23Pに記してあります、是非参考に。
「青い鳥は」安全の印
バスも電車もないバリ。
標識も地図もない島をレンタカーで走るのはリスクが大きい。
となると、移動の手段はタクシーに。
ところが運転手の全てが信用できるというわけではなんです。
メーターを倒さない。
遠回りする、メーターに細工がされている・・・
残念なことですが、バリのタクシー事情は相当にワイルド。
そんな事情の中、良心的で比較的安心できるのが、このブルーバードタクシー。
会社の教育は行き届き、客からのクレームがあれば即、クビ
運転手も他社のようにキツいノルマがないので、妙なことはしないといわれているから。
とはいえ、他のタクシーが全て悪いというわけではないんですけどね。
それにボラレタところで、「よく考えてみたら、日本円に換算して百円くらいだった」なんてのはよくあること。
現地の人からすれば、金持ちジャパニーズです。
気前よく、払ってもいいじゃないっすか
レンタルサロンで快適参拝
寺に行くなら、敬う気持ちと服装で出かけるのが基本。
短パンなどは避けたい。
が、暑くて蒸すバリ。長いパンツで出歩くのも面倒・・・・。
そんな観光客の気持ちを察してか、ほとんどの寺ではこのようにサロンを無料貸し出し
それにしてもこの兄さん、撮影時に大笑い。
なにがこんなに楽しかったのか、未だに不明なんですけど。
「男」「女」を覚えてトイレは安心
トイレには英語表記がなかったら
いったいどっちに突入すべき
バリ語の「男」と「女」。
覚えておいて、咄嗟の腹痛にも安心です。
また有料トイレがほとんどなので、小銭を常にポケットに。
あ、それと紙もないことが多いので、こちらも常に持ち歩き、これまた咄嗟の腹痛にも安心。
備えあれば憂いなし、ですな。
・・・・などなど、ほかにも独特のルールがたくさんあるバリ。
さらに詳しくは単行本の誌面で
次のバリへの旅のプランはこの1冊で。
1週間バリ
山下マヌー・著 定価:1260円(税込)
誘惑の手口や両替屋、騙しのテクニック・・・。ちょっと怪しいバリを快適に過ごすためのバリのルール&マナーが満載!旅行者のためのバリ本の決定版