from オーストラリア
2011.06.02
ウルルで、アボリジニの人たちと触れ合えるチャンスがある
と聞き、出かけてみた。
文明どっぷりの自分には、
学ぶこと&考えさせられることばかりでありました。
アボリ二ジニの人々にとって、もっとも大切なのは土地。
土地の中にはいくつかの「聖地」とされる場所があり、
その一つがここ、ウルル=エアースロック。
食べ物を始め必要なものは「全て土地からの恵みから」
たとえば、武器も・・・。
実際に、「こんなふうに木の曲面を利用すればボールになるし」
「幹の頑丈な部分を使えば、カンガルーを一撃できる武器になる」
その先にはこうやって石を砕いて付ければ刃物より強力になるし」
ドットペインティングの見方、というか読み方も教えてくれましたよ。
「どんな絵でも我々が見れば、絵の中に何が書かれているか
全てわかる」といいます。
全ての絵の中にはストーリーがあり、
「他人が人のストーリーを書くことはない」と言われ、
ウルルで気づいた。
果たして自分は、自分だけのストーリーを描ける、
そんな生き方をしてきただろうか?と。
そんなことをアボリジニの人から気がつかされてしまったのでした。
ヤバいです。
(簡単なドットペインティングの読み方&書き方は次回以降に)