シンガポールの市内に
静かにそびえる真っ白なこのオブジェ
アート作品のように見えますが
実は第二次世界大戦の市民戦死者記念碑なのです
4本の塔が意味するのは
中華、マレー、インド、ユーラシアの各民族
日本がシンガポールを昭南島として占領していた時代
たくさんの血が流れ
その犠牲者たちに対する鎮魂と
そのようなことを二度と繰り返さないことを誓うモニュメント
元首相のリー・クワン・ユーは
このモニュメント1つで全ての過去を水に流す
と言われたそうです
気がつかずに通り過ぎてしまいそうな光景ですが
日本人としては訪問すべき場所かもしれません
12/3(木)~12/9(水)に開催される
東南アジアのパラリンピック
そのオブジェも目印です
斜め前にあるラッフルズホテル
こちらも第二次世界大戦中に
日本軍の本部があった場所です
HISシンガポール支店 古賀