音楽の都ウィーンともいわれ、ウィーンのシンボルのひとつにもなっているウィーン国立オペラ座に、突如巨大スクリーンがかけられました。
国立オペラ座140周年記念イベントとして5月24日の 「ウェルテル」 公演を皮切りに、5月・6月に27回ほどオペラ座での公演が、すぐ隣のヘルベルト・フォン・カラヤン広場で生中継でご覧になれます。
こんな感じです。 ↓
(この日の出し物は 「ランメルモールのルチア」、イタリア語のオペラなので、スクリーンにはドイツ語で字幕が出ています。 オペラ座内で座席に座ってご覧になる場合は、英語とドイツ語の訳が選べます。)
通りすがりの人から、寝転んでずっと観る気(?)の人までさまざまです。
この日はかなり寒かったんですが、ずっとここで観る気でしょうか??? (私は寒くて15分足らずしか見ていられませんでした。 おまけにその後雨まで降ってきたんですが。)
もちろん劇場内でご覧になるような音や雰囲気は楽しめませんが、オペラってどんなの?という方がちょっと見てみたり、夕方の散歩がてらオペラを見たり、オペラを身近に感じる効果はあるかもしれません。
オーストリアでは最近子供・青少年にも 「アート」 に触れてもらえる機会を増やそうと、10代向けのアート雑誌 schau が創刊されました。 地道な努力もしてるんですね。 これは書店等で普通に手に入ります。
その雑誌 schau で紹介されていた Beton Blumen というストリートアート (といえば聞こえがいい落書き) を集めた雑誌(写真右側の小さいほう)はミュージアム・クォーターにある自販機で売られています。 興味がある方は探してみては。
ちなみに、こちら創刊号の schau では、愛知万博時のオーストリア館でも紹介されていた(らしい)オーストリアのアーチストと彼の作品 「チキン・スーツ」 が取り上げられています。 クレムスのクンストハレで6月半ばまで、EDOPOLIS として作品が展示されているので、バッハウ渓谷観光の途中で雨が降ってきた~というようなときには立ち寄ってみるのも面白いと思います。