ウィーン、特に旧市街で目にする歴史的な建造物、屋上にはさらに
彫刻なんかが並んでいます。
超高層ビルではないとはいえ、彫刻に雷が落ちたりしないのかな~?
と以前から疑問に思っていたんですが、ありました、やっぱり、避雷針。
今回肉眼で見る機会がありましたので、一応お知らせします。
マリア・テレジア広場のマリア・テレジア像をはさんで向かい合って建つ、
美術史美術館と自然史博物館。
ぱっと見同じように見えます。
その自然史博物館の屋上まで上がるガイドツアーに
参加してみました。
手すりのところには彫像がいくつも並んでいます。
彫像はたくさんあるのですが、みんなそれぞれ避雷針付きです。
何だかちょっと哀愁が漂っています。
こちら自然史博物館は、動物の標本やら鉱物やら、当然のことながら生物・地学系の展示物が主体です。
エコロジーにも気を使っているので、もう何年も前から屋上にはソーラーパネルが並んでます。
これぞ 「伝統と最新技術の統合見本」 と雑誌に紹介されていました。
写真右下部分にソーラーパネルが並んでいるんですが、よくわからないですね。
よく分かります。
日曜日の15:00からは英語ガイドツアーで屋上へあがれます。
(ドイツ語ガイドツアーは水曜日の17:00と18:00、日曜日の14:00と16:00)
お向かいの美術史美術館と比べても地味な印象で、観光でいらした人が
訪れることは少ないと思いますが、ぜひ一度訪れてほしいです。
明治天皇から贈られたカニも展示されています。
中のカフェは日本人に人気の OBERLAAER が出していて、
ノーチラス・トルテ(チョコレートケーキ)なんてものもあります。
(OBERLAAER の他店舗にはないはず)
入場料も美術史美術館より安いですよ~(そういう問題ではない、という
意見もありますが・・・)