2015.02.10

先日【アスカ】が成田国際空港から出発する際に機内からふと気になったシーン・・・

Jetstar_pp1こちら同様、今から出発するジェットスタージャパンのA320


そう、航空機の出発といえばバックするところから始まり、トーイングトラクターによってトーバーを前輪に接続して押し出す方法が一般的で、

変り種としては、以前【まりも】が投稿していたようにエンジンの逆噴射で行う事もありますが、、、

※パワーバックというこのやり方は日本の空港では禁止されています。


あれ?トーイングトラクター使用していないぞ・・・係員は居るけど、

うん?航空機の下に『何か』いる!!!(写真の中央航空機下に注目!diamond

と、注目していたら機体がバックしていく!

「えっ!えぇ~~~~~~!」

Jetstar_pp2で、所定の位置までバックし終えたら、

スルスルスル~~っと機体の下に居た『何か』が機体の後方へ、

Jetstar_pp3さらに注目してズームで見たら、なんと「無人!なんだこりゃぁ!?coldsweats02

実はこれ、「パワープッシュユニット」という装置で、日本ではジェットスタージャパンが初めてそして唯一導入しているSchopf社のものだ。

【アスカ】はこれまでちゃんと見た事がなかったのですが、実は2012年から導入していたようです。

この「パワープッシュユニット」の一番の利点は人員削減、

ご覧のとおり無人操縦なので、作業員数は監視しながらリモートコントロールしている1人(機体前方の係員)だけ!

従来のトーイングトラクターによるプッシュバックでは、最低でもドライバーと監視誘導員の2名、

大手では他に出発作業の責任者も含めて3名なので、まさにコストにシビアなLCCならではなのです。

そして、トーバーを用いて押し出す、やや不安定で熟練のテクニックを要するプッシュバックに比べ、

左側主脚を直接ガッチリとホールドするので安定感が増し、その分スピードをあげることができます。

航空機が前進して出発した後はどうなるのか?

Jetstar_pp4先ほどの係員が乗り込んで通常の車のように運転していきました。(^^♪

海外旅行へ出発する時、早めに空港へ着いたら、ぜひこういった「はたらく乗り物」にも注目してみましょう~

なんだか、未来の空港を見たかのような不思議な気持ちで、南の島国へ旅立つ【アスカ】なのでした。

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    • 投稿: Melina -2017年9月 9日 (土) 09:21

      I could not refrain from commenting. Perfectly written!

    2024.12
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