ブログ 2008.12.03
HISアムステルダムのブログ

友達とカフェやレストランを訪れると、エンドレスに話し続けて常に時間を忘れてしまいます。お店の方に「ラストオーダーです」と言われて、初めて「あら、もう閉店時間?」と気付かされることが多々ある私。半月ほど前、友達とディナー後に訪れたカフェで財布と携帯電話もろもろが入ったショルダーバッグを盗まれました。

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旅行ガイドブックやウェブサイトでは、必ずといっていいほど『盗難へご注意』と記載されているものです。しかし、旅行者という立場では無く、オランダに住み始めて既に3年半近く経っている私の身に起こるとは思いませんでした。

その時は、バーのカウンターと椅子の間に鞄を置いていまして、盗まれたことに気付いたのはお店を出るとき。盗難に気付いて、即、カフェの近くにある警察に出向きました。調書作成の前に、まずはカード(オランダの銀行カードと、日本で作ったVISAカード)を使用停止にする手続きを。

VISAカードに電話をした際、第一に『日本のVISAなので』と言ったにも関わらず、日本のオフィスに転送されることもなく、私、外国人のオペレーターに日本人の通訳者が加わった3人での会話をするはめに。通訳するまでも無い英語まで日本語で説明され、日本の住所も、通訳の方が一字毎に「NancyのN、DogのD……」とアルファベットコードを使用したため、『これは、私が直接オペレーターと話すのが断然早く済むのではないか……』と感じたくらい。――通話時間40数分は、いくらなんでも掛かり過ぎだろうと。

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ひとまず、今回の経験から学んだことは、
・財布は鞄の中ではなく、自分の身につけておく。
・盗まれても惜しく無い程度のお金しか持ち歩かない。
―普段の私だったら財布に10~20ユーロしか入れていないのに、この日は友達とディナーの約束があったので(結局奢ってもらってましたがな)、直前にATMで多目に引き出していました……
・クレジットカード会社へのカードの使用停止手続きがすんなり済む様に、クレジットカード番号は覚えておく、もしくはどこかに控えておく。
―もちろん、日本のガイドブックには、日本のクレジットガード会社の直通番号も載っていますが、盗難に遭ってから警察に直行した場合は、その電話番号を知らない場合もありますので。

この時、鍵を鞄の中ではなく、ズボンのポケットに入れていたのは不幸中の幸いでした。盗難に遭った経験のある友達は結構いるようで、一ヶ月、半年経って本人がすっかり忘れた頃に、「見付かりましたよ」と、警察が連絡来る場合もあるそうですが、盗まれた荷物が戻ってくる期待はしないのが良さそうです。

いくら自分の不注意とは言え、やっぱり精神的な疲弊はかなりのもの。盗まれた財布にはクレジットカードの他に、美術館の通年カード、鉄道カードなどが入っていました。カード類を再発行する手続きは、何ともうんざりさせられます。海外旅行に出掛ける際、日本でしか使わないカード類は予めお家に残しておくのも大事だと思います。

最近の円高で、これから海外旅行を予定されている皆様、私を反面教師にして、持ち回り品には常に気を配りつつ、楽しい時間をお過ごし下さい。

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後日、友達に、鞄が盗まれた時の状況を説明図をオンラインで送りました。

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10分後。友達から返送されてきたのが以下の画像。

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カウンターに並んでいた『ビールグラス』の綴り間違いを見事に突っ込まれています。(本来、ビールは"beer"であって、"bear"だと熊……)。いい歳して、未だに中学生並みの英語のミスをする私。ちなみに、左下にハイネケンのロゴが添えられていますが、ハイネケンはオランダのビール会社であることはご存知でしたか?(私はオランダに来てから初めて知りました)

オランダを訪れた際は、是非本場の味をお試しください。

asa

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