年の瀬も迫るこの時期、街がクリスマスの雰囲気に染まり皆がワクワクしてくるのはオランダも一緒です。
何といっても楽しいのはクリスマスマーケット!!お隣ドイツが有名ですが、オランダでもアムステルダムや他の都市でも開催されるようになり徐々に人気が広まっています。
オランダから日帰りで行ける3つのクリスマスマーケットをご紹介します。
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1.マーストリヒト Maastricht
オランダ南部のリンブルフ州はベルギー、ドイツに近く、他のオランダにはない魅力てんこ盛り。マーストリヒトもカーニバルで有名なお祭り好きの町。
町の中心にあるフライホフの広場がクリスマスマーケットに。
クリスマスマーケットのさらに中心にはクリスマスショップ。クリスマス大使がお出迎え。
さすがお祭り大好きリンブルフ州の人、ノリノリである。
きゃ~~~~~~~~~~~~これぞクリスマス!!子供も大人もクリスマスのおもちゃに見入っています。
店先のサンタとトナカイ(左)。手を握ると踊ってくれました。
クリスマスらしい飾りがよく似合います。
ドイツ、ベルギーにも繋がるマース川。クルーズ船が優雅に通り過ぎます。
場所:町の中心の広場、フライホフがクリスマスマーケットになり、その周辺でもイルミネーションや屋台が楽しめます。2015年12月29日まで開催。入場無料。
公式サイト http://www.magischmaastrichtvrijthof.nl/kerstmarkt
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2.ファルケンブルフ Valkenburg
オランダのクリスマスマーケットといえば!!なんといってもここの洞窟内でのマーケットです!ローマ時代から歴史のある町で、この時期はクリスマス一色に染まり、ベルギーやドイツ、さらにフランスからもクリスマスマーケット目当てに人が訪れます。普段は温泉スパがあるちょっと贅沢なリゾート地です。
町の入り口で見つけた「クリスマスの町 ファルケンブルフ」の看板。この時期は日が暮れても賑やかです。
GEMEENTEGROTの入り口。クリスマスの飾りがきれいでワクワクします♪
この洞窟は自然にできたものではなく、人が掘ってきたもの。古くはローマ時代まで遡ります。なので入ると唐突にローマの兵隊さんがお出迎え。見るからに臨戦態勢ですが、歓迎してくれてる、はず。
内部は冬でも暖かく快適です。屋台は50以上でじっくり見ると2時間以上かかります。
たくさん並ぶクリスマスの置物が楽しい雰囲気を高めてくれます。
こちらはリンブルフ州の自慢のワインが楽しめるバー。ファルケンブルフやマーストリヒトを含むリンブルフは丘陵地帯が多くオランダで珍しいブドウ畑があり、ワインが作られています。右のグループはテイスティングをやっていました。
天使もいまーす。ゆっくりしていってね~~~~
結構奥が深いので歩いていて疲れたらこちらのカフェで一休み。オランダ、ベルギー、ドイツのビールやグリューワイン、ホットドリンクなどが楽しめます。
靴下屋さんでは毛織の温かい靴下も。寒い冬の強~い味方です。
場所:洞窟のマーケットは町の中の二か所、GEMEENTEGROTとFLUWEELENGROTで。2016年1月3日まで開催。町の中では他にも「砂の彫刻展(Magic Sand Valkenburg)」や「サンタのギフト工房(Santa's Gift Factory)」が見れます。また期間中、街中でクリスマスパレードも開催。(期間中の水曜日19:00/土曜日19:30にPelerinstraatからスタート。パレードは約30分ほど)
※それぞれ有料(一か所につき6ユーロ、2つの洞窟コンビチケット11ユーロ(大人。子供半額))
公式サイト http://www.kerststadvalkenburg.nl/en/
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3.アーへン Aachen(ドイツ)
せっかくなのでここまで来たらお隣ドイツにも行ってみましょう!
ファルケンブルフからアーヘンまでは車で30分ほど。途中田園地帯を通り、どちらかというとベルギー風のリンブルフの家々が牧歌的で素敵なドイツ風に変わっていきます。アーヘンはカール大帝の湯治場でもあった町。今も温泉(スパ)が楽しめます。
クリスマスの焼き菓子プリンテン発祥の地であるアーヘン、看板もプリンテン君!市庁舎と大聖堂の辺り一帯がクリスマスマーケットになります。美しい大聖堂のすぐ傍で、マーストリヒト、ファルケンブルフとまた違った雰囲気です。一言で言うと、これぞクリスマスマーケット!!
クリスマスといえば、くるみ割り人形のお店。かわいい~~~!大人でもテンションが上がります!
大聖堂前の広場がメインですが、その周辺も素敵な屋台がたくさん並んでとても賑わっていました。でも大聖堂はミサ中で観光客は入場お断り…残念!
クリスマスのお菓子用に並ぶクッキーの型もこんなにたくさん!!「ここからここまで全部ください」と言いたくなります。
くるみ割り人形の豪華なアイシング(砂糖の飾り)がされたプリンテン。シナモンたっぷりで美味しいです。
ドイツだからソーセージも美味しいのよ~~~。後ろの赤いお姉さんは寒い中でこそ美味しいグリューワイン(ワインを温めオレンジやクローブなどを加えたもの。クリスマスの時期に飲まれる)を試飲で配ってました。ここは一般的な赤ワインだけでなく白ワインのものがあり、珍しい!!ダンケシェン!
クリスマスツリーに飾るアーヘンの大聖堂。ドイツで見るクリスマスの飾りは非常に丁寧なつくりで美しいものが多いです。
ドイツ人にとってクリスマスマーケットは子供の時から楽しみにしてきた特別な思い出がいっぱいつまったもの。自分たちの子供や孫にもこのワクワクを伝えるため大事に続けてるんだなあと思いました。
アーヘンは規模も大きすぎず小さすぎず、雰囲気のいいところでした。
場所:市庁舎Radhuis とアーヘン大聖堂(Dom)の周辺。2015年12月23日まで開催。入場無料。
公式サイトhttp://aachenweihnachtsmarkt.de/en/
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その他のオランダの都市のクリスマスマーケット情報☆デンハーグ、ドルドレヒト、ハーレム、ライデンでもクリスマスマーケットがあります!
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デンハーグ: Royal Christmas Fair
場所:ビネンホフの池沿いの小路。 2015年12月17日~23日まで
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ドルドレヒト: Dordrecht Christmas market
場所: ドルドレヒトの旧市街地。 2015年12月11、12、13日(3日間のみ)
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ハーレム: Haarlem Christmas Market
場所: ハーレムの旧市街地。 2015年12月12、13日(2日間のみ)
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ライデン: Leiden Christmas Markt
場所:旧市街の中心部、Nieuwe Rijn通り(予定)。 2015年12月11日~20日まで。
☆★12月6日出発:最後のチャンス!
アムステルダム出発、上記から2つのファルケンブルフのクリスマスマーケットとドイツ・アーへンのはしごしよう!
バスツアーなので普段運転する方も、温か~いグリューワインを心置きなく楽しめます☆
<冬季限定>洞窟とドイツのクリスマス市【アムステルダム発バスツアー】
残席僅か完売間近!※12月3日締め切りです。
皆さん 楽しいクリスマスを♪
by スノーウィー