すっかり秋の空(つまり暗い)なオランダから皆さんこんにちわ。
ヨーロッパでもシーフードやらキノコやらジビエ(狩猟料理)やらが美味しい季節ですね。
オランダに来ると皆さんこういう質問をされます。
「オランダでは何が美味しいんですか?」
「オランダで食べるべきものは何ですか?」
「オランダ料理といえばなんですか?」
「オランダ人が好きな食べ物って何ですか?」
私はこう答えます。
「芋です。」( *´Д`)
まあ見てください。
どおおおおおおおおおおおおおおおん!
オランダのイモはこんな感じ。
(ちなみにこちらはフライドポテト型のマジパン菓子。見た目から質感から本物そっくりです!)
芋、ポテト、じゃが、これが一番のオランダらしい食材でしょう。
フライドポテトで食べるのが一番人気。注文の時は大きさと好きなソース(マヨネーズ、ケチャップ、カレーソースなどなど)を選びます。
オランダ人はとにかく、
イモが大好き!( ゚∀゚)
LOVE!愛してる!!( ゚∀゚)
芋さへあれば幸せ!( ゚∀゚)
人間、芋があれば生きられる!( ゚∀゚)
しかも芋は日持ちもするから最高!!( ゚∀゚)
イモは人類を救う、つかオランダを救ってきたえらい子!!!( ゚∀゚)
とまあ、イモに抱く愛は並々ならぬものがあります。
そんなオランダのスーパーに入れば広がるめくるめく芋の世界。
芋コーナーは何が違うのか分からないほど種類がたくさん!
スーパーのより市場で買う方が美味いとか、この季節はこの芋に限るとかそういう蘊蓄がオランダ人にはあるんでしょう。
アイスコーナーより充実の冷凍ポテトコーナー。(写真の3倍分の冷凍コーナーを芋が埋めてました。)こちらも廉価商品や有機農法のものなどバリエーション豊か、ですが見た目も味も食べれば一緒な気がします。
イモは主に主食として食べられますので、日本でいうコメみたいな立ち位置でしょうか。
子どもも大人も大好きな芋ですから、大容量パックでないとあっという間に無くなるのでしょうね。
調理用イモもこの通り。皮むき処理やカット、下茹でがされ包丁を使う手間がなくて調理時間の時短にもなり楽です♪
オランダのイモ生活に欠かせないのがこの、「パタットソース」ことマヨネーズ。
普通のマヨネーズよりちょっと甘め?これをたっっぷりかけて食べるのがオランダ式!!
どのくらいかというとかき氷のシロップか、カレーライスのルーくらいのせます!
こちらは揚げ物用の油コーナー。
芋用だけでこんだけあります。一体何が違うというのか…。
一応健康志向の油とか分かれてるみたいですが、見た目だとさっぱり分かんない。
芋のフライヤーも家庭用に色んなメーカーが出しています。
最近は健康志向ブームで油を使わないフライヤーも話題になっていますね。
こちらは家庭用の芋専用カッター。包丁、使えよと。
こうして日々オランダのイモにーちゃんイモねーちゃんが増産されているようです。
いかがでしたか?
世界で一番大きくなオランダ人ですが、実はかなり素朴な物で出来ています。
この国が低地で土地が貧しく常に水との戦いで作物も満足に取れず、昔から贅沢が許されない環境だったことを思えば、芋さへ食べてれば大丈夫!というオランダ人の逞しさもわかる気がします。
オランダ自慢の芋をぜひ食べに来てください~!大地の味がしますよ!!
by スノーウィー