皆様こんにちは、ついにキューケンホフ公園が今年も開園しました!
園内の花々の開花状況がどうか行って見てきたのでレポートします♪
今年は晴天にも恵まれて、とてもいい感じでしたよ!
オランダといえばやはり皆見たいのがチューリップ!
3月下旬のこの時期に、ついに見ることができました!
青空をバックにエントランスより。朝10時過ぎで続々と人が集まっていました。
お昼前にはやはり列が目立つように…。4月のハイシーズンは入場券の事前手配をお勧めします。チケット売り場に並ぶ時間ももったいないですもんね。
宮廷より素敵な貴婦人がお出迎えしてくれました。
キューケンホフとは英語で言うとキッチンガーデン、つまり食料用のお庭のこと。
公園のそばに建つお城の、宮廷の食卓に上る家庭菜園的な食料の栽培などの目的で作られた場所だったのです。
今ではオランダ中の100の球根農家が提供した700万株の球根植物が美しい、世界最大規模の春のお庭として観光客の人気を集めています。
16世紀末にトルコから持ち込まれたチューリップは17世紀のオランダで爆発的な人気を博し、チューリップバブルという巨大な経済的社会現象まで引き起こしました。
今でも世界の球根産業の8割を、温室栽培技術を追求し続けるオランダが担っています。九州くらいの大きさしかないこの国が、と考えると凄いことがお分かりになるかしら?
オランダでも1月の終わり頃にナショナルチューリップデーが開催され、同時期からお花屋さんにチューリップやヒヤシンス、水仙、クロッカスなどが並び、春だな~と明るい春に向けて気分が浮き立ちます。
さて、今年のキューケンホフのテーマはダッチデザイン。特に画家モンドリアンや建築家リートフェルトの率いたデスタイル様式にフューチャーした造園が楽しめます。
赤青黄の三原色に白の色面、水平と垂直の黒線を組み合わせたモダンの先駆者たるデザインがあちこちに見られます。
これは19世紀にオランダで生まれた「デ・スタイル(De Stijl)」が2017年、100周年を迎えることもあり、キューケンホフもその一環となります。
まだこの時期は花壇もちょぼちょぼですが、お花が見られます。
まだここまできれいには見えませんでしたが、4月の全盛期にはきっと楽しめそうです。、
キューケンホフの造園は、花の色の組み合わせがとても素敵なのも見所です。
また温室内では満開のチューリップが見られます。色鮮やかで大ぶりなチューリップを見ると、これこれ!とテンションが上がります。
朝から沢山のお客さんが集まっていました。
こちらは現代のデザイナーによる花瓶とチューリップの展示。
お土産屋さんも充実!でもここで買った球根は空港検疫を受けてないので、日本に持ち込むことはできません。ご注意を!
安全な球根は空港内のお花屋さんで検疫済みのシールが付いたものを必ずお求めください。
開園したばかりなのでまだ植え替え中の現場も見られました。
キューケンホフでは気候や時期に合わせて公園内の植物を入れ替えますので、閉園の日までいつでもお花を楽しめますよ ♪♪
風車もこちらでご覧いただけます。
まだ時期が早いですが、4月には風車から周りのチューリップ畑が満開な様子も見られます。
これからがどんどん綺麗なキューケンホフ公園、楽しみですね~~。
★☆キューケンホフ公園の観光はリンドベルフ社のバスツアーがおすすめ☆★
英語ガイドがついて、園内の自由行動もたっぷり☆彡