皆さんこんにちは!外出自粛6週目のオランダからスノーウィー です。
昨日4月21日夜にオランダ政府のコロナウィルス拡散防止措置の発表がありました。
ざっくりと概要を説明すると、
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集中治療室の患者数は減少の傾向にあるが、オランダの医療現場はコロナウィルス患者への対応で現在も非常に大きな負担をかけられており、まだまだ予断を許さない状況である。
そのことを踏まえ、
・小学校、保育所、託児所は5月11日に再開、中学校以上の高等教育は6月2日に再開の予定。
今までのケースから子供同士の感染のリスクは小さいが、学校での授業はクラスの半分を隔日にするなど、学校内でも距離を取れるよう考慮する。
保育所などは出来る限り通常通りの運営とする。
・4月28日までとされていた現在取られている措置(在宅ワークの推奨、レストランやカフェ、バー、美容室などの営業禁止)は5月20日再開までに延長。
・如何なる規模のイベントも、9月1日まで禁止。(現在閉館中の博物館・美術館も恐らくこのカテゴリーに含まれます。)
※先に決まっていたF1 オランダ大会の他、運河ゲイパレード、北海ジャズフェスティバル、各コンサート、野外音楽祭、ナイメーヘンの4日間の歩け歩け大会、5年に1度の帆船祭りSAILも延期/中止
・外出自粛、人との距離は1.5m開けること(ただし12歳以下の子供は対象外)、くしゃみや咳の際は二の腕の内側を使うこと、訪問の制限、握手やハグの禁止は引き続き各自で遵守されること。
スーパーマーケットや必需品の買い物、屋外でのスポーツは一人で行くことも変わらず守ること。
上記期間は現時点のもので、政府の判断によりまた変更になる可能性があります。
※なおエイチアイエス アムステルダム支店は5月半ばまで休業になります。(5月20日再開予定)
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引き続き皆、インテリジェント・ロックダウン(※) してね☆ということでした。(※国境封鎖=ロックダウンほどの強制力でではなく、各自ルールを守ることでウィルスの拡散を封じ込めよう、という策)
でもオランダでも人々の気が緩んでるのか森や街に外出する人もいて、インテリジェントじゃなーい!
そんな一部の意識低い系が気になっていたので、昨日の発表でルッテ首相がちゃんと、このウィルスの感染力は甘く見たら第二波くるで!と注意喚起してくれたのはちょっとほっとしました。
止めよう、コロナのビッグウェーブ。
さて、ヨーロッパ連合(EU)とシェンゲン圏への入境は現在閉鎖されています。
そのため国境封鎖をしていないオランダも実質的にほとんど入国者がいない状況です。
↑ スキポール空港。駅入り口から到着フロアを臨むと、無人感が凄い。
早朝でも普段はもっと人がいるよ?!うちの実家のローカル駅だってもっと人がいるよー!
禅、とか、無、とか感じる、非常に開放感のある空間。
この度アジア、アメリカを始め、ヨーロッパからの航空便もキャンセル(Geannuleerd)になって
本当に空港全体が眠っているかのようでした。
※この写真を撮った日はイースター前日で、例年なら沢山旅行者がいる時期です…
↑旅行客がいなくなってアムステルダムのダム広場もこの通り。
お昼過ぎ、晴天の眩しさが目に沁みます。
唯一頑張ってる大道芸人の方。(´;ω;`)ブワッ
1.5m近づかないってルールを守らなきゃいけないから、お金も届けられないね…
(´;ω;`)ブワッ (´;ω;`)ブワッ
中央駅前広場もスッキリ。さようなら、オーバーツーリズム。
(´;ω;`)ブワッ
普段は260もの店が並ぶ市場になるアルバートカイプ通り。
生活必需品の買い物は許されているので食料品などのテントが
奥の方にちらほら出ていますが、普段からは全く想像できないくらい閑散としてます。
街の異様とは裏腹に外は今年も美しい花畑が広がっていました。
奥の方にも紫や白の花が広がっています。
※しかしこの直後のイースター週末にインテリジェントでない人々がサイクリングで押し寄せ、危険を感じた自治体と球根農家の判断で例年より早く花は刈り取られてしまいました。
(´;ω;`)ブワッ
今年の夏は各イベントもキャンセルになり、旅行も自粛が促されて寂しい限りですが、
お家で家族や一人での時間を大事にして過ごすとしましょう。
外の誘惑がない分、お勉強したり、筋トレしたり、新しいことに挑戦するいい機会です。
でも本音を言えば、来年の夏が待ち遠しい!!!!
頑張れオランダ! Hou vol Nederland!
STAY HOME!!
by スノーウィー