オランダでも少しずつコロナ対策の措置緩和が始まりました。
日本からはヨーロッパの現状についてなかなか情報が探しにくいかと思いますので、
今日はオランダの現状と今後の対策(予定)についてお伝えします。
元々外出禁止などの規制はなかったオランダですが、
一時はスーパー、薬局などの生活必需品を販売するお店以外はほぼ閉店していました。
現在はショッピングモール内のほとんどのお店が、開きだしてきています。
モール内は極力人がすれ違わなくてもいいよう、一方通行の矢印が床にはられています。
(あまり守っている人いませんが・・・焦)
スーパーや小売店では店舗面積に応じて一度に入店できる人数を制限していたり
店内が一方通行になっていたり、人と人との間隔を保つために大型カートの使用を義務付けるなど、
各店舗で感染防止の努力をしています。
オランダではPINといって銀行のデビットカードでの支払いが一般的なのですが
現金支払い不可の店もかなり増えてきています。
■6月1日(月)から
〇小学校は5月11日(月)から再開。中・高等学校は6月から再開予定。
〇1.5mの距離を維持する限り、カフェやレストランは屋外の座席エリアを再開できる。
〇映画館、レストラン、カフェ及び文化施
設(コンサートホールや劇場等)は、特定の条件(最大30人、1.5mの距離を維持、事前予約要)に従って再開される。
〇博物館や文化遺産施設は再開される。ただし、1.5mの距離を維持できるよう、訪問者は事前にチケットを購入する必要がある。
〇公共交通機関はおそらく6月1日(月)頃から混雑するため、1.5mの距離を維持することはより困難になる。そのため、公共交通機関を利用するすべての人は、非医療用のマスクを着用することが義務付けられる。違反者には罰金が科される。
■7月1日(水)から
〇キャンプ場やホリデーパークのトイレとシャワー再開。
〇映画館、レストラン、カフェ、文化施設への訪問者を最大100人に増。(1.5mの距離は維持)
■9月1日(火)から
〇フィットネスクラブ、サウナ、ウェルネスセンター、クラブの食堂等再開。
〇あらゆる年齢の人々が接触のあるスポーツや屋内スポーツに参加できる。
〇プロサッカーの試合などのスポーツイベントは、無観客で実施。
〇フェスティバルや主要なコンサートなどの大規模な観客イベントについては未定。
移動の自由については、国境を超えた旅行は難しい見通しです。
家族以外は、3人以上の集団禁止、1.5mの距離を維持する、買い物は一人で行う、等のルールは変更なしとなっています。
また在宅勤務の推奨は引き続き継続となるようです。
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新しい日常に少しずつ慣れてきたのか、リラックスした雰囲気で買い物をされている方も増えてきています。
今はエンターテイメントのときじゃない、なんていう方もいますが、
こういうときこそ娯楽が私たちの心を軽くして先に進む力をくれているとも思います。
油断は禁物ですが、日々の生活の小さなことに感謝して楽しみながら毎日頑張っていきましょう!
HISのスタッフとしては、一日も早くみなさまが(自分も)楽しく旅行ができる日が
来ることを祈りつつ、今できることを模索していきます。
オランダにも初夏が着々と近づいてきています!!
(でも今朝は2℃でした。)
よい週末を!
BYももち