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2008.02.26
雪がやって消えて、春が訪れると、いろいろな木がいっぺんに芽を吹き出した。
暖冬とはいえ早春のことで風はまだ冷たいが、ポケットから出した手に受ける日差しは心なしかやわらかい。
詩人の伊藤桂一さんに「微風」と題する詩があった。「掌(て)にうける/早春の/陽(ひ)ざしほどの生甲斐(いきがい)でも/ひとは生きられる」。
わたし大好きな歌~
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汽車を待つ君の横で僕は
時計を気にしてる、
季節はずれの雪が降ってる、
東京で見る雪はこれが最後ねと、
さみしそうに君がつぶやく、
なごり雪も降るときを知り、
ふざけすぎた季節のあとで、
今春が来て君はきれいになった、
去年よりずっときれいになった。
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動き始めた汽車の窓に顔をつけて、
君は何か言おうとしている、
君のくちびるがさようならと動くことが、
こわくて下をむいてた、
時がゆけば幼い君も、
大人になると気づかないまま、
今春が来て君はきれいになった、
去年よりずっときれいになった。
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君が去ったホームにのこり、
落ちてはとける雪を見ていた、
今春が来て君はきれいになった、
去年よりずっときれいになった。
♪*~*♪*~*♪*~*♪*~*♪*~*♪
by:秦
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