今日は八達嶺残長城ご案内致します。
八達嶺長城の南西5キロに位置する明代の長城。
明末の1644年に李自成の農民軍は官軍とここで激しい戦いを繰り広げ、この関(石峡関)を破って北京城に入ったとされます。
その時の話は今でも京劇「三疑記」として伝わっています。
残長城は明代からほとんど修復の手を加えていないため、観光化された八達嶺や慕田峪とはまた違った長城を楽しむことができます。
また明代の修復で利用した石切り場「古石料場」も残っており、その歴史・考古学的価値は非常に高いと言われています。
入り口
発券所 入場料:50元/人
発券所の有る入り口から登り口までは歩いて約20分かかります。
闖王は関所を突破するのところ。
「闖王:李自成(りじせい)は中国明末の農民反乱指導者。」
戦闘の現場に戻るようですね!!
残長城の眺め
古石料場――明代に長城を修復した際に、ここから長城の石を切り出し利用したとされている。
猫じゃらしがいっぱい
覆われていた草木がはぎ手とられ無残な姿の烽火台
美しい自然の野長城
懸崖の菊
綺麗な小さい花
PEK 栄