最新ニュース 2010.12.03

heart04鉄路客票販売システム5.2版バージョンアップに伴い、1113日、

北京市各鉄路切符代理販売所と一部駅のソフトも同時バージョン

アップしている。新システムでは、新幹線、高鉄(時速200キロ以上

の高速鉄道)の座席選択機能が登場。但し発券は目下対応していない。

sweat01例えば1115日北京南駅発天津着C2001の列車の切符を買うとしよう。

画面に「一等座」、「二等座」、「指定属性」、「指定席別」というメニューが出る。

係員が「指定属性」から客の希望する座席を選ぶと、スクリーン上に

「個性化販票」という対話窓が表示される。中には席別属性選択が出て、

窓際、通路側、障害者座席、三人座、トイレに近いなど12種類の選択項目が

表示される。




notesしかし窓際座席を選び発券に進むと、「票己販完(売れきれ)」

と出て、別の通路側座席を選んで進んでも同じ内容が出る。

係員がメニューに戻り「二等座」を選択すると、空席ありとなり販売

可能となる情況。つまり、システムはバージョンアップされているが、

座席選択機能はまだ使用出来ない。いつ実現するかは上層部の通知待。

sign03鉄路客票販売システム5.2版バージョンアップ後の座席選択

という新機能は社会的にも注目されているが、鉄路部門の説明に

よると、この機能を使うには全国鉄路で統一して実施しなくては

ならない。しかし車輌や駅の情況が各地で異なるため、直ぐに統一

して使用に入るのは難しいという。またこの機能は高鉄客運専用線

で試験的に動くのみで、大部分の列車に適応していない。更に空席が

十分ある状態でなければ意味がないので、春節運行など利用者が

急激に増える場合は無効になるという。  



PEK LIN 2010-12-02


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