北京人の朝食紹介大連載 第2弾
炒肝+肉饅頭
皆さん~こんにちわ~
今回は北京特有の朝食「炒肝」を紹介いたします!
文字から見ますと、肝を炒める料理と思っていた人は多いと思いますが、実は炒めるのではなく、煮込むのです。少数民族の満族では、「煮」という文字の発音は漢語の「炒」と同じみたいで、だから「煮込む肝」は「炒肝」というのようです。ただし、「炒肝」の主な食材は肝ではなく、豚の腸ですよ。
「炒肝」の歴史はそんなに長くないですが(それでも百年以上ですよ)、北京では結構人気ものです。清の時代に、約西暦紀元の1900年に、「会仙居」の劉氏兄弟に創作されました。
「炒肝」の作り方はそんなに複雑ではないですが、一般の家庭料理でもないので、皆はいつも外の小店で食べています。
それでは、作り方を簡単に紹介しますね。まずは洗った豚の腸を切って、煮んで、そして豚の肝、醤油、お酢、砂糖、でん粉、千切りの大蒜を入れて、もうちょっと煮込んでいたらOKです。
一見して簡単そうですが、実は各調味料の割合をきちんとコントロールしないと、味は変になりますよ。なので、北京では「炒肝」はどこでも売っていますが、本番の「炒肝店」は少ないです。その味の秘密レシピ全部代々伝われています。
もちろん、個人の好みというものもありますが、一応私が好きの「姚記炒肝店」を紹介しますね。
住所:北京市東城区鼓楼大街311号
電話:010-84010570
値段は3~5元ぐらいかなぁ(50円)、プラス美味しい肉饅頭、一人は10元(150円)で十分です。「炒肝」はちょっと塩っぽいので、いつも肉饅頭と一緒に食べますが、前回紹介した「油条」と一緒に食べるのもいい選択肢ですよ~
この店では、炒肝や肉饅頭以外にも、沢山の北京小吃があります!大きいなメニューは壁に貼っています。一目瞭然!
味を説明するのはかなり難しいから、やはり自分で一回食べてみてくださいね!北京人特有の食です!
それでは、又次回ね!( ̄▽+ ̄*)
PEK 劉芳