皆様~こんにちは~
明日 中国の一番重要な祝日はやっと来ました~~
こちら中国では、除夜の鐘が鳴ってから、本当の新年を迎えるとよく言われています~
春節の風俗はいろいろがあります。
簡単にご紹介させていただきます。
一、「福」の文字を貼る。
除夜になると家々には大小とりどりの「福」の文字が貼られる。
ふつうこの「福」の字は逆さまに貼りつけられる。人々がこれを見たとたん、おもわず、「福倒(おや、福が逆さまだ。)」と言わせるためである。「倒」と「到」は発音が同じなので、「福が到った」というおめでたい意味になるのである。
二、「春聯」を貼る。
「春聯」は対句の一種で、2枚に書き分けて家々の玄関の左右に分けて貼る。
「春聯」の前身は「桃符」である。昔、中国人の先祖は、新年になると玄関の左右に桃の板張りをかけ、そこに「神茶」「郁塁」という二人の神様の名前を書いた。桃の木には悪魔を払う力があるという言い伝えによるものであろう。さらに、二人の神様の名前を書いて悪魔退散を祈ったのである。964年、後蜀の皇帝孟昶は桃の木の板に「新年納余慶、嘉節號長春。(新年にあり余る慶びを納れ、嘉節に長の春を号ぶ)」という句を書きしたためた。これが中国最初の「春聯」といわれている。今、「春聯」に書く言葉は新年を祝い、豊年を祈り、事業が栄え、人が健康であることを祈る言葉である。その言葉には、文学性、言葉の美学、芸術性、時には戯れの気合が満ちている。
三、「年画」を貼る。
「年画」は、新年を祝い吉祥を祈るものとして、特に農村では欠かせぬものである。漢の時代(25年―221年)に始まり、唐、宋時代(618年―1271年)にかけて発展した。最初は「門画」或いは「門神画」と呼ばれた。やはり魔除けのためであり、今の形になったのは、清朝の光緒時代(1881年ー1911年)である。
もし中国春節の雰囲気を体験したら、ぜひ北京にいらっしゃってくださいね~
PEK 栄