最新ニュース 2011.03.14

 未だかつてないほどの大きな地震が日本を襲った。

大地震から4日たった今でも、1時間おきに余震が続いている。

大きな地殻変動の余波が広がっており、近いうちに再び大きな地震が起きるかもしれない。

日本人は今、大きな不安を抱えながら毎日を過ごしている。

人口1万7千人の小さな町では、現在1万人が行方不明になっている。人口の半分以上が津波に飲み込まれ、津波は家も人間も自然もめちゃくちゃにした。

 今回、たいへん多くの中国人の友人から、私の家は大丈夫か?父と母は大丈夫か?と、わざわざ心配の連絡をいただいた。とても嬉しかった。

 中国人はとても愛情深い。そして、家族を、友達を、仲間を、本当に大切にする。私はそんな中国の友達を作れたことをとても誇りに思う。みんな、本当にありがとう。

 私の家は東京の隣の埼玉県川口市というところにある。新宿まで30分、銀座までは40分の距離だ。

地震当日は電話が混線し、電話をしたが繋がらなかった。翌日、電話が繋がり、家族全員の無事を確認した。

家は大きく揺れ、物が落ちたりガラスが割れたりしたようだったが、家も体も無時だった。

まだ父も母も働いているが、いつもと変わらず働きにも行っているようだ。安心した。

 ただ、最も被害の大きかった宮城県に実家がある社員もいる。地震から4日たった今でも連絡が取れない。

今はただ無事であることを心から祈りたい。

 救援物資として届いたおにぎりたった1つを、涙を流しながら食べている日本人をテレビで見た。

彼は何を思っているだろう。離れ離れになってしまった家族を心配しての涙だろうか。。

それとも人の優しさに触れた涙だろうか。。これからの不安に対する涙だろうか。。

とてもたくさんのことを考えさせられた。彼に比べたら、私など本当に幸せな人間だ。私が体験している苦労など取るに足らぬものだ。

 中国からの救援隊が、日本に到着した。中国人だとか日本人だとか、そんなことにはとらわれず、国を超えて人を想いあい、助け合い、信じあえる。私たちは同じ人間だ。国も民族も関係ない。。。

みんな、本当にありがとう!

 今回の地震の被害の状況はまだはっきりしない。被害者は数万人にもなるかもしれない。でも今は一人でも多くの命が救われることを心からお祈りします。

 海に沈んでしまった街もある。生き残った人たちは、これからの人生において多くの困難が待ち受けているかもしれない。何もかも新しく作りなおさなければならないかもしれない。

でも、決して同情ではなく、同じ地球の仲間としてどんなことでもいいから応援できたらと思う。

 自分にできることは何か?

 私は旅行業という産業で働いている。旅行業は国の垣根を越えて、人と人が交流し理解し合うことを手伝える仕事だと思っている。平和産業だ。

私も中国に来て、来る前の想像と本当の中国がまったく違っていた。逆に多くの中国人が日本に行けば今までの想像が覆るかもしれない。お互いをもっと理解するために、中国人と日本人の友情をもっと育んでいくために、お互いの国を旅行し、理解をもっと深め、助け合うことができるように、安価でよい旅行を中国人に提供していきたいと思う。

それが世界平和や被災者の方々への小さな支援となるかもしれない。

だから、私は仕事を通して、被災者の方々を応援していく。。。


心から被災者の方々の安全と幸福をお祈りいたします。。。。。

そして、中国の多くの友人に、心から感謝いたします。。。。。



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