グルメ
2011.06.15
北京の夏は6月から9月初旬までです。
平均最高気温も30度近くになると言われますが、ここ数年、だんだん暑くなり、今年の6月では、まだ上旬ですが、34度の天気は何回があります。
こんな暑い季節では、コカコーラやスプライトなどみんながよく飲んでいる飲み物以外、
中国の伝統的な飲み物ー涼茶も、だんだんはやってきます。
涼茶はもともと中国の南にあったもので、漢方薬が配合されたお茶ですが、
缶ドリンクなどは全国のスーパーで販売されるので、中国の北にある北京でも非常に人気です。
涼茶の涼は体を「涼しく」するという意味です。
体の<熱>が溜まると、体に良くないから、だるさ、ニキビ、風邪ひきやすいと言われます。
涼茶を飲むと、その熱を取り除くことができるそうです。
殆どのスーパーでは涼茶を販売します。
残念ですが、北京では涼茶舗はまだ見たことがありません。
広東省と香港は涼茶舗のチェーン店が最近は増えてきたそうです。
初めて飲む人は多分意外だと思いますが、
涼茶舗で販売している涼茶は実際は冷たいものではなくて、暖かいものです。
また、苦いです。
確かにあんまり良くない見た目です。漢方薬みたいですね。
ただし、北京である広東料理のレストランで自家製造の涼茶を注文して、飲んだことがありますが、
スーパーで売っている缶ドリンクの涼茶の味と似てます、甘いです。
でも、私がこの味が大好きです。
北京で一番売れるのは<王老吉>というブラントです。
暑い夏場で、まだ飲んだことがないならば、ぜひ1回飲んでください。
ただし、飲み過ぎると、体にも良くないので、気をつけてください。
北京 丁