観光 2007.07.07



皆様お久しぶりです。

なんだか、これがお決まりの台詞となってしまった

肩身の狭いカリブロでございます。sweat01


さて、今回カリブロはまたまたオフィスを抜け出して

ジャングル探検へ行ってまいりました。

最近、テレビ番組などでも放映されているので

ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

H.I.S.エコツアー看板商品crownスカウツアー」

体験してまいりました。*今回ご紹介するロッジは

通常のスカウツアーコースで利用する分ではなく、

別のロッジ「キナバタンガンリバーサイドロッジ」です。

ツアー内容はほぼ同様です。book


このツアーはボルネオ島のジャングルに生息する

ありとあらゆる野生動物を見学するツアーです。

また動物見学だけでなく最近気になるエコロジーに

ついても体験できる内容となっています。


今回はその様子を数回にわけてご紹介。


さーてそれではツアースタートと参りましょう。



サンダカン空港
コタキナバルから飛行機で約40分でツアー基点地の

サンダカン空港に到着。


ここでネイチャーガイドと合流。


「よろしくおねがいしまーすnotes



担当ネイチャーガイドは「バスリさん」

そして弱気なカリブロは今回のツアーに、

コタキナバル支店所属ガイドで弟分でもある

「ジョー君」を無理やり誘って参加しました。

彼は地元サンダカン出身で、スカウに多く住む

民族と同じスンガイ族出身です。

今回のツアーには持って来いの心強い

旅のパートナーです


(実はこのとき、バスリさんとジョー君が

以前から知り合いだったことが発覚。偶然というか

なんというか・・・楽しいツアーになりそうな予感でした。)



flairネイチャーガイドは英語でのご案内ですが

H.I.S.のエコツアーだったら心配いりません。

日本語ガイドがツアーに同行します。



ツアー始めは「セピロック・オランウータン保護区」に

向かいました。

ボルネオといえばやっぱりオランウータン。

このセピロック・オランウータン保護区は、

マレーシアでも一番大きな規模となっており

その活動は世界のオランウータン保護の

中心となっています。

サンダカン空港からcar車で約20分、保護区に

到着しました。


保護区入り口



保護区では一日2回(10:00と15:00)に

オランウータンの餌付けが公開されています。

このツアーでは午前の餌付け時間に合わせての

訪問でした。


入り口でカメラ持込料金RM10と

ビデオ持込料金RM20を払って入場しました。

その時間までにまだ余裕があるので

受付そばにある保護活動に関する写真やビデオ(英語)を

観たりしました。

普段は一般には公開されていない、

赤ちゃんオランウータン達の姿や子供のオランウータンが

「きーぃっ きーぃ」と怖がり鳴きながらも

頑張ってトレーニングをしている様子が映像で

見ることができました。


ビデオルーム


保護区内オランウータン達のプロフィール

どの子に会えるかな~heart04

子なんて言ったら失礼かしら、

森の中で親とはぐれてしまった子供のオランウータンや

病気や怪我をした22歳~数ヶ月のオランウータンが

この保護区で将来野生に帰るためのトレーニングをしています。

何頭か、ごっつい顔をしたオランウータンも居ますが

目を見ると本当に本当にみんなかわいいんです。


clock時間が来ました。オランウータン達に会う前に

手荷物をロッカーに預けます。(無料)

これは興味津々のオランウータンや猿達に

荷物の中身を持っていかれることを避けるため

なんだとか。

注意:結構すばしっこいらしいですよ

また、オランウータン達への影響を避けるため

虫除けスプレーなどは入り口でのみ使用。

その後はロッカーに預けるようにとのことでした。


木道を歩いて餌付け用のプラットホームまで、

てくてく歩いていきますrun

15分~20分木道を歩きますが、歩くと木が

ほど良くしなってくれるので足にあまり負担が

かかりませんでした。気持ち良く歩けました。

「オランウータンに会えるんだ~happy01

というわくわくした気持ちも手伝ってかるく

弾みながら歩いているような感じです。



二頭のオランウータンとついでにブタ尾猿君たちも。

左手をあげてこちらを向いているのがJee(Mr.)です。

このMr. Jeeが出てくると怖がって、他のオランウータンは

あまり出てこないんだとか・・・(笑)

それでも、Mr. Jeeのそばには子供のオランウータンが

一頭居て、時々Mr. Jeeにじゃれついてみたりする姿が

観られました。Mr. Jeeが他のオランウータンに怖がられ

てるというのにその子供オランウータンは

平気な様です。happy01

オランウータンの食事はバナナbananaとミルクがほとんど

だとか。それ以外は本当にごくまれにりんごapple

あげることもあるようですが餌の種類を単調にすることが、

わざとそれに飽きさせて自分で餌を探す行動を

促すためのトレーニングになるんだそうです。

なるほど程・・・eyeglassmemo


食事の後はご機嫌でこんな姿も見せてくれます。



うんとこしょっ!
昔近所の銭湯にあった、ぶら下がり器に

ぶら下がっていた頃を思い出します(笑)



かわいいオランウータン達の姿を

充分にカメラに収め、癒された後保護区を出発しました。

スカウ行きのshipボートが出ている市内外れの

桟橋に向かいます。car車でおよそ30分のところでした。




シムシムウォータービレッジにある桟橋

ここでお手洗い休憩をとります



12人乗の屋根付ボートですship

左がバスリさん、右がジョー君です。

早速ボートに乗り込みます。

大きな荷物(スーツケースなど)はどうするのでしょう?

一緒のボートにスペースがあれば乗せてそうでない

場合は、別のボートにて運ばれるようになっているそうです。

全部を持っていっても全く問題はないみたいですが

身軽に行きたいという方はスカウに持参する2泊3日分の

荷物とそうでない荷物に分けておけばサンダカン空港に

ある(H.I.S.)提携事務所にあずけて置くこともできるので

それをご利用されてはどうでしょうか。bag




シムシムウォータビレッジの桟橋がどんどん遠くなっていきます



桟橋を出発するとshipボートはぐんぐん進み、

あっという間に濁流に入っていきます。

川と海の境目あたりに差し掛かると、遠く向こうには

かすかにフィリピン領の島が見えました。

その後の景色は右を見ても左を見てもマングローブの森。

そして、スカウ村のあるキナバタンガン川河口に入る前に

海上警察の桟橋でボートを寄せて簡単なチェックを

受けます。(サンダカンの桟橋から)一時間ほどで

昼食場所のアバイジャングルロッジに到着。


桟橋にはきれいなブーゲンビリア


レストラン入り口

レストラン入り口では冷たいレモネードと

おしぼりのサービス。

ちょうどお昼の暑い時なのでありがたかったですlovely


入り口で履物を脱いでレストランに入ります。foot



鶏肉のカレー炒め、野菜炒め、

淡水エビのてんぷら(ピリ辛ソース掛け)
もう腹ペコですrestaurantいただきまーすhappy01

キナバタンガン特産のエビを中心として野菜など

ほとんどの食材はこの周辺の村から仕入れられたものです。

(もちろん、一部食材はサンダカン市内から運ばれてきたものもあります)

サバ州の中でもサンダカン付近は新鮮なシーフード料理が

有名です。特に、このエビはくいしんぼうpigのカリブロは

とても楽しみにしていました。むふふ~

カリッとした衣にピリ辛のソースがマッチして、

うわぉっsign01

そしてプリプリのエビが~あぁぁぁ~

濃厚なミソが~

本当に幸せっlovely

野菜炒めやチキンのカレー炒めは日本人にもなじみ易い

素朴なお味がいい感じ。お野菜も新鮮なのでしょう、

キャベツの甘味と適度な歯ごたえが食を進めます。

お食事の後はセルフサービスコーナーでcafeコーヒーまたは

紅茶(サバティー)をお楽しみいただけます。



出発までの間に時間があったのでジャングルロッジの

敷地内を散歩してみました。run



このように、ロッジ奥に木道が伸びていて

気軽に自然散策ができます。




ベンチでくつろいでいるのはロッジスタッフ。

ゆるゆるタイムが流れています(笑)

木道は敷地をぐるっと囲むように造られていて

その折り返し地点ではこのような木製ベンチが

備え付けられていました。辺りはきれいに掃除

されていて、虫なども気になりませんでした。


このロッジに泊まったら、早朝や午後あたりに

ベンチでボーっとしながら溢れるマイナスイオンを

感じるのも良いかもしれませんね~



flair今年、2007年1月にオープンしたばかりのロッジです。

オプションでこのロッジの宿泊も手配可能です。

(詳しくはエコセクションでお尋ね下さい)



このロッジでは夜行性動物以外に美しいホタルが鑑賞できる

ナイトクルーズや植林体験などができるそう。



写真提供:S.I.Tour

xmasクリスマスツリーのよう

今度はこっちのロッジにも泊まってみたいなぁconfident





昼食後は再びスカウへ向かいます。

アバイジャングルロッジからボート約1時間半です。

途中、テングザルや野鳥を何度も見かけました。

「わーーっcoldsweats02とか、

「おぉーーーーっcoldsweats02

「すごーぃcoldsweats02

興奮して騒ぎまくる私に、バスリさんが

「まあ落ち着け。この後もっと見れるから。

とにかくロッジへ行こう」

クールに言うのでちょっとおとなしくなったカリブロ

そうなんです、始まったばかりです。

この後、午後のクルーズ、ナイトクルーズ、

早朝クルーズではめまぐるしい感動が待っております。

カメラのメモリはその時のために残しておかないとね(笑)




写真提供:S.I.Tour

キナバタンガンリバーサイドロッジ桟橋



ようやくスカウでの宿泊場所、

キナバタンガンリバーサイドロッジ到着しました。


ボートを降りて桟橋をあがると、ここでも

冷たいドリンクとおしぼりのサービスが。

なんともありがたいことですhappy01



ルームキーはスカウの顔とも言える天狗ザルを模ったもの



ウエルカムドリンクを飲みながらこれからのツアーと

ロッジ施設について簡単な説明を受けました。

各部屋には一人一枚ずつ、サロン(筒状になった一枚の

布で地元では部屋着などとして使われています。)が

用意されていてその着用方法もここで教えてもらいました。

サロンを用意しているのはロッジ内では自分の田舎に帰った

つもりでくつろいでほしいということだそうです。

ボルネオの温かくて素朴な心が伝わってくるようでしたlovely




二人部屋

お部屋に入りました。ジャングルロッジということで

久々にジャングル魂炸裂もっと凄いのを

想像していましたが、清潔でなかなかに快適でした。

バスタオル、サロンが一人一枚ずつ、ミネラルウォータが

一人一本ずつ、そして網戸はちゃんと備え付けられてましたが

ベープマットもありました。これは安心、快適です。

なんだか、小学校の時の夏休みに行った林間学校を思い出しました。



シャワールームは清潔で至ってシンプル

赤いハンドルを回すと温水、もう一つの

ハンドルを回すと水が出ます。ジャングルでも

温水シャワーがでます。そして水圧も充分でした。

これは私達日本人には嬉しいですね~。

野生化sign02しつつあるカリブロもこれにはほっとしました。

シャワールームには全身シャンプーが備え付けられています。

これは環境に与える影響を最小限にしたものなので

できるだけこれを使ってくださいと説明が書いてありました。

よぉーしとことんエコってやる。




滞在中、部屋の掃除やタオル、ベットシーツの交換をしてほしいときは

朝、このタグを表のドアノブに引っ掛けます。

カリブロはにわかエコ星人ということで宣言してしまいましたので

お掃除、タオル類の交換は結構ですpaper

(何故か得意げthink

ということでこのタグはクローゼットの奥に大事

にしまっておきました。

・・・そこまでする必要はなかったんですけどね




写真提供:S.I.Tour

ロッジ内ダイニング



セルフサービスのティー&コーヒーコーナー

午後のクルーズまでまだちょっと時間があったので

ダイニングに来てみたら

おーぅぅsign01ピサンゴレン(bananaバナナの天ぷら)があるでは

ないですかーぁheart04むふふ。

ロッジでは毎日午後、おやつの時間にこのピサンゴレンを

サービスで出してくれるんですって~

早速揚げたてを一つ、二つ、三つ・・・・cafeコーヒーと

共にいただきました。

幸せ~lovelylovely

このラウンジにはコーヒー、紅茶のほか

飲料水もサーバーに用意されていました。

ジャングルの中でもここに滞在中は

安心、快適です。


この後は感動のリバーサファリ第一弾

午後のリバーサファリへ続きます。


~スカウツアー1日目 その2へつづく~






















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