地球にイイコトは自分にもイイコト
今回はH.I.Sの一押しエコツアー、ダナンバレー自然保護区へ行ってきました。
サバ州南東部に広がるこの自然保護区は、世界に類をみない最古の熱帯雨林が広がるエリアで高さ70メートル もの巨木、ボルネオ固有種、色とりどりの野鳥やテナガザル、ジャコウネコなどの野生動物、不思議な擬態の昆虫などが数多く生息している壮大なスケールの熱帯雨林です。
MAS国内線に搭乗
コタキナバルからマレーシア航空国内線でラハ・ダトゥまで約1時間
フライトは午前7時出発だったので、は4時30分起きでした。。(寝坊しなくて本当良かった)
空港で無事チェックイン後、待ち時間の間にホテルで頼んでおいた朝食BOXをもぐもぐ
あっという間に空のたびを終え、ラハ・ダトゥ到着上空から外を見ると、やはり緑の占める割合がコタキナバルより断然多し。。。とこの時点で既に思いましたが、その数時間後に目にした大スケールのジャングルのほんの序章だったのです。
空港近くにあるボルネオ・レインフォレスト・ロッジのオフィスで受付を済ませ、簡単なオリエンテーション。ロッジまでは82Kmの道のりを約3時間かけての移動とのこと。。。スタッフが冗談で首&肩のフリーマッサージが楽しめると話していました。(それだけ、でこぼこ道で揺れるぞ。との意)
ははは。と笑っていたものの、舗装された道路をほんの20分くらい走った後は延々砂利道だったので本当にものすごいマッサージでした。。。お手洗いも最初のほうに1箇所あるだけなので、ここで行っておかないと、あとは自然の中でのオープンエアーとなってしまいますので皆様ご注意を
車酔いなどしてしまったらガイドさんまで気兼ねなく申し出てもらって大丈夫、ジャングルの中で車と泊めてちょっと一休み車を止めると、とても静かでいろいろな動物や鳥の鳴き声が聞こえてきます
ボルネオ・レインフォレスト・ロッジ到着
ここはダナンバレー自然保護区内にある唯一の宿泊施設で、世界中から自然愛好家がやってくるそうです。ところで、皆様エコツアーの宿泊施設のイメージというと素朴で簡素な小屋??? といったイメージを抱いている方も多くはないでしょうか
いやしかーし、は目からうろこ?が落ちました。ほんとにすごいです。このロッジ。ロッジなんて呼んでいいの!?と思うくらいとても素敵
インテリアや照明の施し方、大迫力のジャングルがすぐ目の前のオープンエアーレストラン&ラウンジバーなどなど、、、3時間の移動の疲れが一気にふっとびましたテンション上がります♪
がダノムバレーへとても行きたかった理由にこのロッジに泊まってみたいといった理由が1つにありましたが、期待していた以上でした♪
そうこうしている間にウェルカムドリンク登場(ジンジャー&蜂蜜ジュース、パンダンリーフで香りづけ。。。またまた素敵)、その後スタッフがお部屋まで御案内。
ボルネオの木材をふんだんに使用した客室はスタンダードとデラックスの2種類あり、スタンダードはジャングルビューでバルコニー付き、もちろんホットシャワーやミニバーも完備。エアコンこそありませんが、天井にファンが付いており、日中も暑いということはありませんでした。ロッジ最大収容人数は60人だけだそうで、自然を壊さないようにこれ以上は増やさないといっていました。。驚いたのは客室の屋根にソーラーパネルが付いており、ホットシャワーなどはこの太陽光発電を利用しているのだそうです、さすがエコロッジ。
スタンダードルーム浴室 一例
雨の時は壁のスイッチを押して、15分ぐらい待ってから入ればお湯が出るそうですのでご安心下さい。外出の際は全ての電気を消すようとのロッジからの大事な御願いです
は今回デラックスに泊めて頂きましたが、壮大なスケールの熱帯雨林と大河を目の前に入るお風呂は自分がまるでミニチュアになったよう気がしてしまいました。
レストランでブッフェランチ(マレー料理のほかピザやスパッゲッティなどもありました、日替わり。)を食べた後、ジャングルの案内をしてくれるレンジャースタッフによる45分ほどのスライドショーがありました。ロッジ施設の説明のほか、ジャングルで見られる動物や野鳥、昆虫やトレッキングにおける注意事項などの説明を受けました。印象的だったのは日本で普通に行なわれているゴミの分別がここでは同様に行なわれており(マレーシアではまだまだ行き届いていないのが現状なのです。)お水も同じペットボトルに何度も水を入れられるよう飲料水専用の蛇口がエントランスに完備されていました。これも無駄なゴミを極力減らすようにとのロッジからのメッセージです
スライドショーの後、いよいよネイチャーウォークへ出発
今回担当レンジャーのナディルさん。ダヌム歴5年
HIS日本語ガイドさんも同行なので安心。
自然大好き、ジュアティムさんです。
ロッジ周辺には13ものトレッキングコースがあり、その中から担当レンジャーがコースを選択。全部で13人にいるレンジャーはトレッキング中お互いにトランシーバーで連絡をとっており、野生動物や珍しい鳥などを見かけたレンジャーは近くにいる他のグループへ知らせてあげるのだそうです。ナイス連携プレー
たちは45分ほど歩いた川岸の木の上で猿の親子を発見最初は2匹だけかとおもっていたらなんだかんだ回りの木々にも数匹いることが分かり大興奮!大分アクティブに動き回っていて頭の上の木々へ移動してきました。またロッジへ戻る帰りの草原では立派なかぶとむしやバッタなども見れ大満足。
ロッジへ戻り一息ついたら、ナイトドライブへ出発車の荷台に作った特製ベンチに総勢20名ほどで乗り込み、夜行性動物を探しに夜の森へいざ出発レンジャーは巨大スポットライトを巧みに操り、マメジカ、ムササビ、じゃこうネコといった哺乳類を次々発見 (夜だったので写真はよく取れませんでした。。。)
レンジャー:「あっ!あそこの木の上にムササビがいる!」
ゲスト:「えっどこどこ?」「あっいた!目が光ってる!」「ちょっと双眼鏡貸して!」など世界各国から訪れているゲスト同士も和み、不思議な一体感が生まれます。
真の暗闇の中、遠くの木々に潜んでいる野生動物たちを見つけるレンジャーの力量にひたすら感心(20人のゲストの期待を背負ってるのでかなりのプレッシャーもあるかと見受けられる。。)荷台の上で心地良い夜風に吹かれながら、大小様々な生き物たちのオーケストラに耳をかたむけながらのドライブもそれはまた格別な贅沢を味わえたひとときでした
ロッジへ戻り、美味しいディナーを頂き、就寝。。。おやすみなさーい。
>>>2日目へ続く。。