4日目 ゴング作り体験
ニワトリの鳴き声で目覚め、ちょっと早めに起きました
夜はとても涼しく、クーラーがなくてもちょうどいいくらいでした
蚊帳のついたマットで寝るのもなかなか心地がよく熟睡できました
空気もおいしいしとてもすがすがしい朝です
朝食はシンプルなミー・ゴレン(焼きそば)とフライド・バナナ、お芋の天ぷら、地元産コーヒー、サバティー、でした
朝食後、民芸品、ビーズ作りや伝統楽器製作の見学をしました
私はイナボルというルングス族の織物に挑戦しました
おばさん達は見た目簡単そうにスイスイと織り込んでいましたが、実際やってみるととても複雑で難しかったです
お客様はビーズ作りに挑戦されていましたが、なかなか手先が器用な方で、上手にやっておられました。自分で作ったビーズをおばさんがブレスレットの形に仕上げてくれて、最後にお客様にプレゼントされていました
また、ルングス族オリジナルのギター製作を見学しました
これは1本の木(通常アカシアの木だそうです。)から手彫りで作られていくので、作るのに非常に時間がかかります
また、通常のギターと違って弦が2本なので、演奏もとても難しいです
ルングス族のボンさんでもギターを弾く事ができません。
その後、ビーズ細工や民族工芸品等を見てゆっくりと過ごしました
その後、本日のメインプログラムであるGong工場に行くためにロングハウスを出発し、スマンカップ村に行きました。
スマンカップ村はGong作りで有名な村で、村の作品はボルネオだけでなく、マレーシア全土に出荷されています
マレーシア・ハンディークラフト協会も唯一のGong作りの村ということで、支援をしています
村に到着し、まずボンさんからGongやスマンカップ村についての説明を受けながら村を見学しました
その後工場に行き、ランチのお弁当を食べてからGong作りに入りました
職人さんは女性でしたが、とても力があり、鉄の板を金づち一本で自由自在に操ります
自分で一からGongを作る事はとてもできなさそうな感じだったので、職人さんがだいたいの工程を手伝ってくれました
まずは鉄の板に円形の型をとり金づちとノミで型を取ります。
その後、Gongの表面に自分の名前を彫るのですが、これがまた難しかったです
名前を彫ってから、真ん中にくぼみを作り、音を鳴らす部分を作ります
表面ができたら、あとは外枠を付けて完成ですが、ほとんど金づちとノミだけの作業です
職人さんが途中まで手伝ってくれたから時間内にできましたが、金づちをトントンやりすぎて正直腕が痛くなりました
自分で作ったGongは記念に持ち帰ることができ、またそれとは別に職人さんが作ったGongもお土産にいただきました
スマンカップ村には他にも観光客が来ていましたが、実際Gong製作までしていたのは私たちのツアーだけです
なかなかできない貴重な体験をする事ができました
その後、スマンカップ村を後にし、車で一路コタキナバルを目指しました
コタキナバルのホテルに到着し、ツアーは終了です
5日目 出発まで自由行動。夕方コタキナバル発、空路、帰国の途へ
6日目 帰国、おつかれさまでした。