1日目
まずはキナバル公園本部
(キナバルパーク・ヘッドクオーター、通称HQ)に向かいます。
午前中にコタキナバル市内を出発し、
途中ナバル村でのトイレ休憩を兼ねて、車で2時間30分ほどの道のりです。
*ナバル村
コタキナバル公園本部についてから、
まずは軽いトレッキングです。
トレッキングはその時により異なりますが、
通常は公園本部近くの山岳植物園(マウンテン・ガーデン)に行きます。
キナバル山で見ることができる
植物、シャクナゲ、蘭、等を山登りの前に予習することができます。
*山岳植物園入口*キナバル固有種、キナバル・バルサムの花
(ミッキーマウスの耳の形のかわいい花)
軽いトレッキングの後は、
公園本部にあるレストラン(Balsam Restaurant)で昼食をとります。
(ちなみに、このレストランの名前の
”バルサム”はキナバル固有種の花の名前からきています。)
レストランでの食事はビュッフェスタイルですが、食事の種類がとても豊富です。
インターナショナル・ビュッフェですが、
ナシ・レマックやロティチャナイなどのマレー料理もありました。
レストラン内にはちょっとした売店もあり、
頭痛薬・虫よけ・手袋・ヘッドランプ・電池・登山の杖なども売っていました。
万が一そろえ忘れた物があれば、
ここで購入する最後のチャンスです。
*バルサム・レストラン(ビュッフェ・スタイルです)
昼食でお腹も満たされた後は、
本日の宿にチェック・インです。
食事会場のバルサム・レストランから宿までは、
徒歩で5分くらいのところにあります。
公園本部周辺にはいくつか宿がありますが、
今回の宿はGrace Hostelというドミトリータイプのホステルでした。
部屋は2段ベットが何台か入っていて、とてもシンプルなものですが、
バスタオル・シャンプー・バスジェル・ミネラルウォーター・コーヒー紅茶等の
アメニティーは部屋に備え付けられています。
トイレ・温水シャワーは共同ですが、
男女別でとても清潔です。
その他、共有スペースに
リビングやポット・流し台もあり自由に使う事ができるので、ゆったりとしたソファーでお茶をしながらくつろぐこともできます。
*グレース・ホステル、共有スペース
ちなみに、公園本部の標高は1600m程です。
まだ標高差で身体に変化を感じる程の高度ではありませんが、徐々に身体をならすためと、翌日の登山の体力を温存するために、前日はあまりハードなスケジュールにならないよう心がけましょう。
チェックイン後はフリータイムですので、ウォーミングアップのためのストレッチや柔軟体操をしておくことをお勧めします。
日中の平均気温は20℃と涼しいですが、トレッキング等をすると汗をかきます。
また夜間や雨が降った場合は肌寒く感じますので、長袖の服や上着があったらいいかと思います。
ベットには毛布があるので、夜でも寒くはありません。
明日の登山のイメージドレーニングをしながら、早々に床につくのでした。
おやすみなさい。