キナバル山の山道は人が歩きやすいように整備されていますが、道幅はそれほど広くはありません。
したがって、先頭はマウンテンガイドさんで、最後はHISのガイドさんという順番で登りました。
木や石でできた階段はそれほど足場は悪くありませんが、アップダウンはなくひたすら登りです。
時には杖をついて歩きます。
途中、ガイドさんが花の名前を教えてくれたり、ウツボカズラを見つけてくれました。
*階段の写真
*途中のシェルター
(茶色のドアはお手洗いです。お手洗いは各シェルターにあります)
*テンタキュラタ・ウツボカズラ Nepenthes tentaculata 1-2km付近
*デンシネルビア・クリガシ(ブナ科) Castanopsis densinervia Soepadmo 1km付近
*ファアラキーヌム・シャクナゲ Rhododendron fallacinum Sleum 1km付近
*プラティペターラ・ツリフネソウ Impatiens platypetala Lindi BALSAMINACEAE 1-2km付近
出発して、4時間ほどでラヤンラヤン・ハットに到着。
ここでお昼休憩をとります。
途中、チョコレートや飴など口に含みながら登山していましたが、もうお腹ペコペコです。
ラヤンラヤン・ハット付近は標高2702m程なので少々寒いです。
登山中は登りばかりで心拍数も上がっているのでうっすら汗をかくほどでしたが、ランチタイムでしばらく動かないでいると肌寒く感じます。
上着は必要ですので荷物の出しやすいところにしまっておきましょう。
*ラヤンラヤン・ハットでお昼休憩
(2つのサミット・トレイル、ティンポフォンルートとマシラウルートの合流地点)
*シェルターによくいるリス Mountain Treeshrew
(人間が捨てた食べ残しを食べるので、よくシェルターのゴミ箱の中をあさっている)
お昼休憩をとった後は、ラヤンラヤン・ハットから
本日の山小屋である、ラバンラタ・レストハウスまで目指します。
この時点で身体にも若干疲労がたまってきましたが、ここからの道のりはさらに急な山道になります。
*ラヤンラヤン・ハットで見たポーターさん。
山ガイドさんはしょっちゅう登山をしているだけあって、みんな足の筋肉はとても立派でした。
ポーターさんは、お客様の荷物のほか、山小屋で必要になる米や食料やガスのタンクなどを運びます。
時に40kgの荷物を一人で運ぶそうです。驚きです
ちなみに女性のポーターや子供のポーターもいます。
お小遣い稼ぎで子供もやっているのでしょうが、小さい時からやっているだけあって登山の足取りはとても軽やかです。
こういった子供が将来、山岳ガイドになるんでしょうね。。。