みなさまこんにちは!

先日発表があった通り、海外から到着するマレーシア市民および自宅を有するものは自宅隔離ができるようになりました。

しかし無条件で自宅隔離ができるわけではなく、事前の申請及び承認が必要です。

申請ごとにリスク評価がおこなわれ、承認もしくは拒否(その場合は通例通り施設での隔離が必要となります)の判断が下されます。

リスク評価の内容ですが、ワクチンの状態、感染リスク、隔離場所としての住居の整合性とのことです。

保健省より自宅隔離の詳細な要件が発表されましたので、簡単に訳を載せますのでご参照くださいflair

原文はこちら:

https://covid-19.moh.gov.my/garis-panduan/pekeliling-dan-polisi-rasmi-kkm/Perubahan_Saringan_Kesihatan_Pengesanan_COVID-19_dan_Kuarantin_Bagi_Pengembara_Masuk_Malaysia_11082021.pdf

海外旅行者の管理手順

1 旅行者は出発3日前までにRT-PCR検査を受け、陰性証明書をもつ者のみがマレーシア入国を許可されます。

2 希望する旅行者はマレーシア保健省(hso@moh.gov.my)にメールで自宅隔離の申請を行なうことができます。

3 自宅隔離は以下の条件を満たす必要があります。

 a. マレーシアに住所を有しているマレーシア人または非市民(PR、MM2H、および従業員)。

 b. RT-PCR検査で陰性だった者

 c. 付録Aの通りワクチン接種を完了した者

 d. 付録Aの通り隔離に適切な住居を持つ者

4 MySejahteraアプリをダウンロードし健康アンケートへの回答が必要です。

5 旅行者はマレーシア到着時、MySejahteraアプリにてQRコード「Travelers from Abroad」をスキャンします。

6 到着時、すべての旅行者はPCR検査を受ける必要があります。検査費用は自己負担です。

7 検温および健康状態の確認を行ないます。

8 無症状の場合、PCR検査のための検体採取を行ないます。

9 軽度の症状がある場合、PCR検査または迅速診断キットでの検査を行います。この場合も自宅隔離は認められますが、フェイスマスクの着用は必須です。

10 中度・重度の症状がある場合、専門医に今後の対応が委ねられます。

11 条件に合わない場合は、政府が定める隔離所で隔離に服す必要があります。

12 すべての国からの旅行者に義務付けられている隔離期間は14日間です。リスク評価の結果延長が必要と判断される場合は、さらに7日間の隔離(合計21日)が求められる場合もあります。その場合延長分は、14日間と同じ場所での隔離となります。

13 陽性者、有症状、濃厚接触者でない限り、海外から到着しKLIAにてトランジットすることができます。

14 トランジット中、他国へ入国するためのPCR検査をKLIAにて受けることはできません。陽性であった場合、治療できる体制には限りがあるためです。

15 旅行者は自宅観察命令(Home Surveillance Order/HSO)が命じられ、腕にリストバンドまたはデジタルトラッカーが取り付けられます。以下経過観察対象者(Person Under Surveillance/PUS)と称します。

16 PUSはMySejahteraアプリの自己評価機能(Home Assesment Tool/HAT)にて隔離中14日間毎日自身の健康状態を回答する必要があります。

17 HSOの詳細は対象の州保健省および関係各所に共有されます。

18 隔離中PUSの健康に異常がある場合、ガイドラインに従い最寄りの医療機関にてPCR検査を受ける必要があります。検査費用は自己負担です。

19 隔離10日目および18日目(21日隔離が必要な場合)にPCR検査を実施し結果が陰性の場合、MySejahteraにて隔離解除命令(Release Order/RO)の通知がとどきます。Release Orderのハードコピーが必要な場合、最寄りの保健所にてお取り寄せください。隔離者に義務付けられるリストバンドは最寄りの保健所にて切断します。

付録A

1 ワクチン接種完了者の定義

 ・2回接種が必要なワクチンにおいて2回目の接種が完了し14日間が経過している者

 ・1回接種が必要なワクチンにおいて1回目の接種が完了し28日間が経過している者

2 申請時に申告が必要な要件

 a.隔離予定の自宅での同居家族の人数

 b.同居する60歳以上の高齢者の人数

 c.同居する12歳以下の子供の人数

 d.慢性疾患を有する同居家族の人数

 e.妊婦の人数

 f.部屋の数

 g.バスルーム/トイレの数

 h.寝室とバスルーム/トイレが直結している部屋の数

自宅隔離中にあたっての注意事項

ⅰ マレーシア着陸から自宅到着まで常時マスクを着用すること

ⅱ 家族とは別の部屋で隔離を行なうこと

ⅲ 独立した専用のバスルームがあること

ⅳ 部屋を出る際はマスクを着用し、同居人とは最低2メートルの距離を保つこと

ⅴ 換気を十分にすること

ⅵ 食事は家族に部屋の外まで届けてもらい自室で取ること

ⅶ リストバンドを常に着用すること

ⅷ 常に連絡がとれる状況であること

ⅸ 隔離期間中は常に家にいること 外出は許可されない

ⅹ 症状が現れた場合はマスクを着用すること 咳やくしゃみをするときはティッシュで鼻や口を覆い、使用済のティッシュはゴミ箱に捨てすぐに石鹸で手洗い・消毒を行ない最寄りの医療機関で検査を受けること

ⅺ 隔離10日目にRT-PCR検査を受検すること

ⅻ 隔離10日目の検査結果が陰性の場合、MySejahteraにてRelease Order(RO)の通知がとどき隔離終了 最寄りの保健所にてリストバンドを切断すること Release Orderのハードコピーが必要な場合、最寄りの保健所にて取り寄せが可能

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いかがでしょうか、外国人にはなかなかハードルが高いように思います…。

一人暮らしだと、知人に買い出しをお願いし家の前まで持ってきてもらう必要があるかと思いますsweat01

また、お住まいのコンドミアムのマネージメントによっては自宅隔離を受け入れないことがあるとも聞きましたので、ご予定がある方は事前に条件等ご確認ください!

外国人にはなかなか心折れる…個人的には施設で隔離のほうが楽なのでは…?と思ったりもしましたcoldsweats02

申請が殺到しており、承認に時間がかかっていると聞きます。お早めのご検討、申請をおすすめします!

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    2024.05
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