モルディブのレストラン、ホテルなど観光情報を紹介 モルディブ観光ブログ

こんにちは、「おじ」です。

先日、このブログのアクセス解析を見ていました。
アクセス解析とは、どのくらいの方にこのブログを見て頂いているのか、どの言葉を検索してこのブログへたどり着いているのかなどを見るのですが、検索ワードにこんなのがありました。
「モルディブ　なぜ　リゾートタイム　１時間」
確かに、不思議な現象ではあります。
だって、リゾートによって日本との時差が３時間のところと４時間のところがあるって言うんですから。
確かに、不思議

ということで、今日はWの話をお休みして、もう一度リゾートタイムについて解説します。
この話題は結構話しているのですが、もう一度


基本情報
モルディブの時間帯はGMT+5
です。
GMTとはグリニッチ標準時の事
日本、韓国はGMT+9
中国、シンガポールはGMT+8
マレーシア、タイはGMT+7
スリランカはGMT+5.5
モルディブはGMT+5
ドバイはGMT+3
ポルトガル、イギリスを除く欧州各国はGMT+1
ポルトガル、イギリスはGMT±0
アメリカはGMT-5、-6、-7、-8のいずれか（-5は東海岸、-8は西海岸）
ハワイはGMT-10
です。

ここまでの説明、すでに長いですね。
ですが
続けます


つまり、イギリスを0:00とすると、そのまま数を足すか引けばいい
イギリス0:00は日本・韓国は9:00です。
対してハワイは前の日の14:00です。

では、モルディブはというと、
GMT+5です。
日本はGMT+9ですから、時差は４時間
モルディブは日本より時間が４時間遅れているのです。
ですから、皆さんがお昼ご飯を食べようと外に出る頃、「おじ」達は朝ご飯を食べているわけです。

ここまでが時差の基本的な話

さて、ここからが本題
ややこしくなるので覚悟してください。

モルディブにはモルディブ標準時（GMT+5）とそれより１時間早いリゾートタイム（GMT+6）があります。
正しい時間はGMT+5
これが世界的には正しい。

ですから、リゾートタイムはリゾートが勝手に決めた時間。
だから、私的な時間です。

では、なんでそんなややこしい事をするのか、
これは、欧州のお客様と太陽に関係があります。
だから、日本人にはわかりづらい感覚かも知れません。

もともと、モルディブはハネムーン先というよりは、ヨーロッパからのお客様のバケーション先として人気です。
モルディブ＝ハネムーン
は、日本・中国・韓国の東アジアの人たちの考え方。
ヨーロッパの方にとっては、
モルディブ＝バカンス（ちょっと古い言い方ですが。）バケーション
なのです。

だから、そもそもの旅行目的が違う

そのヨーロッパに住む人々は日照時間が意外と短い
特に冬なんてすごい短い
ヨーロッパは北緯４０度以上の位置にどの国もあります。
ちなみに、ローマと仙台はほぼ同じ位置
ミラノと札幌はほぼ同じ位置
ヨーロッパで南の街、セビリャ（スペイン）やリスボン（ポルトガル）でも福島と同じ位置
北にある分、日照時間は短いのです。（特に冬は）
何時間かは聞かないで・・・
調べなくちゃ行けないから。
イタリア・スペインならまだしも、イギリス、フランス、ドイツ、北欧各国なんか本当に短い

そして、欧州の人々は太陽が大好き！！
というか、健康の為にも太陽光を浴びたい！！
この「おじ」達を苦しめるギラギラ太陽こそが欧州の方々の旅行目的！！
そうなると南国に行くしかないという事になります。
ということで、
ヨーロッパの方々は
モルディブ＝バケーション＝南の島＝太陽光いっぱい！！
となるわけです。
つまり、目的は太陽光を浴びたい
これが旅行目的の一つとなるわけです。

さて、そろそろ話の核心
太陽光を浴びたいお客様に対してリゾートは一生懸命考えました。
「どうしたら、お客様は喜んでくれるのか？？」
みんな、一生懸命一生懸命考えました。
そして、結論
「そうだ！！時間をずらして、起きている時間により多く太陽が出ているようにすればいい！！」
として始まったのが、リゾートタイム

さぁ、またぐだぐだ解説が始まりますよ。
モルディブ標準時で日の出を6:00、日の入を18:00とします。
これはリゾートタイム（モルディブ標準時より１時間早い）で日の出は7:00、日の入は19:00です。
そして、お客様の起床時間を7:00とします。

では、このお客様がモルディブ標準時で太陽光を浴びていられる時間は？
18:00-07:00=11時間です。
では、このお客様がリゾートタイムで太陽光を浴びていられる時間は？
19:00-07:00=12時間です。
ほら、１時間多くなった。

まぁ、実際の時間は6:00に起きているだけなんですが、何となく7:00起床と言われた方が起きやすいですよね？
そういう人間心理をついた作戦なのです。

ということで、リゾートタイムというのが定着した出したのです。
まぁ、リゾートの気遣いなんです。
このリゾートタイムって。

我々にはあまり関係ないですが、知っておいて損は無い。
ちなみに、損得で考えるならば、どちらも一緒。
よく、１時間損したとか、得したとか言う方いらっしゃいますが、時間はみんな１日２４時間です。
その国に一生住むのであれば損得が生まれてきますが日本に帰るのであればみんな一緒です。
そして、リゾートタイムも同じ

行きは１時間早まりますので、１時間損したように見えます。
しかし、帰りは１時間遅くなりますのでその分時間を取り戻します。
どちらも同じ

ですから、そんなに深く考えずにリゾート滞在を満喫してください！！