山下マヌーのマヌー式地球の遊び方

バリのアコモデーションの特徴といえば、ヴィラ。
他所の国では高額な一軒家タイプのビラも、バリならお手頃価格。
憧れだった自分たち専用のプール付きのタイプも意外に安かったりして。
アマン、ピタマハ、フォーシーズンズクラスの高級ヴィラから、お手頃価格のそれなりヴィラまで。
より取り見取り。
「流行れば真似る」が基本のバリでは、ここ数年実に多くのヴィラが登場してくれたのです。
もっとも、その内容や作りの基本はほぼ同じです。
名を取るか、実を取るか
大いに迷って決めてください。

敷地に入ると、両脇に壁でプライバシーを保たれたヴィラが並ぶというのが、最近のヴィラの共通したスタイル。



ヴィラの多くがバスを外に設置。
初めてなら
「わーい、外で星を見ながらシャワーなんて、ロマンチックゥ～」
とはしゃいでしまう・・・なのですが、雨が降ったらどうします
雨交じりのシャワーは、結構辛いものです。
そんなあなたを慰めてあげようと、時折カエルが入ってきて歓迎してくれたりもします。
見たことのない虫が飛んで遊びに来てくれることだってあります。
カエルや虫と遊ぶのが苦手なら、予約の際のシャワー位置は要確認です。






ヴィラ最大の魅力、それはこのような「完全自分空間」が確保できる、というの尽きます。
熱いカップルバリなら「敷地内ヌーディスト宣言」・・・・夢、です



食事も自分空間で。
レストランの設備がないヴィラでは、朝食はスタッフが自分たちのヴィラのキッチンにやってきて作ってくれるという、かなりセレブ感の高いサービスがあります。
慌しい朝に化粧をして食事に行かなくていいというのは、女性にとってもかなりアドバンテージが高いのでは





ヴィラのベットはキング、もしくはクイーンサイズのダブルベッドがどーんと鎮座していまます。
ほとんどのヴィラでは、ツインの部屋を用意していません。
そっちの趣味がない同性同士でヴィラに宿泊する場合には、部屋のベットを予約時に確認しておきます。



古くからあるフォーシーズンやアマンなどはプールが狭く、それはむしろ水浴び場。
ところが最近のヴィラのプールは大きくなりました。
個人的には、クロールで５水掻き分の長さを確保していないものは、プールと呼ばないことにしています。


ごらんのように庭に洗濯物でも干してみれば、ローカルで暮らす気分も増してきます。
・・・しかしヴィラのスタッフからは、「貧乏臭い」と窘められました





開放感溢れるリビングは、夜になると絶好の虫たちの溜まり場に。
第一回 で解説した方法ほかで、虫除けを完璧に行ってください。
バリの蚊を侮るととんでもないことに。
虫除けグッズほかを忘れずに。




ということで始めてのヴィラの概要がお分かりいただけましたか
バリのアコモはヴィラのほかロスメン、コテージ、ホテルと様々なスタイルが用意されているのが魅力でもあります。
単行本のほうの「1週間バリ」の中では、エリア別にそれぞれお勧めのお泊り場所をお試ししています。
そちらも合わせてお読みください。

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本の内容が気になる方は…

次のバリへの旅のプランはこの1冊で。
1週間バリ
山下マヌー・著　定価：1260円（税込）

誘惑の手口や両替屋、騙しのテクニック・・・。ちょっと怪しいバリを快適に過ごすためのバリのルール＆マナーが満載！旅行者のためのバリ本の決定版