サバイディ
ラオスには様々な年中行事がありますが、
そのうちのひとつ、ロケット祭りに行ってきました
これから始まる雨季=稲作期間に向けた、「雨乞い」の祭りです
主に5月に行われますが、日どりは村によって異なります
竹筒に火薬を詰めたお手製のロケットを空に飛ばすのですが、
ロケット花火の巨大版といえばイメージし易いでしょうか
今回訪れたのは、ビエンチャン市から北上すること約1時間、
周りは田んぼだらけのナーカー村(BAN NAKHA)
この辺りでは今年最後のロケット打ち上げだそう
会場に向かう道には屋台が出ており、お祭りの雰囲気でわくわく
近くの家では各々に宴を開催している模様
どうやらこのお寺が村の中心になっているようです
境内には露店が並んでおり、子どもたちで賑わっています
お祭りの定番、射的&風船当て
境内を抜けると、目の前には広大な田んぼが
こう見ると日本の田園風景とそっくりですね
田んぼ沿いの土手にも屋台が並んでます
ここでビールやジュースを買って見物に行くわけですね
かんかん照りで風も無く、立っているだけで汗が…
自然と木陰に人が集まります
しかしそんな暑さを物ともせず、陽気に踊りまくる人たちも
ビアラオ片手に飲めや踊れやのどんちゃん騒ぎ
初めてロケットを見ましたが、結構大きいですね
続々と自慢のロケットが運ばれてきます
こんな草木の装飾ロケットや…
いかにもロケットな形まで、趣向を凝らしてます
遠くの方にはロケット発射台のやぐらが見えます
田んぼの真ん中には特設テントが設置され、
実況中継をしながらロケットを発射していきます
あちらからロケットを持った強烈なキャラクター登場!笑
絶妙なリズム感で踊りまくる、ラオス婦人の方々
このように打ち上げそうになる度にカメラを構えるのですが、
発射前の前説が長くて、うまくタイミングを掴めず…
何本も飛んでいってしまいました
途中から雲行きが怪しくなってきていたのですが、
雷と共に大雨が 雨乞いの効果が現れた
先ほどのテントに避難するも、もはや台風のごとく吹き荒れる
雨風に耐え切れずテントが崩壊
びしょ濡れになりながら、お寺の床下に避難
こんなにひどい雨は久しぶりです効果覿面でビックリ
しばらくして雨も止み、再び見物客がぞろぞろと…
テントが無残な姿になっています
そんな嵐にも負けず、ロケット打ち上げ再開です
ぬかるむ田んぼと格闘しながら、打ち上げ隊出動
なんとか発射したロケットの軌道を撮影できました
ロケットを撮るのはなかなか難しいです…
発射後は煙だらけでモクモク
これはなかなか高く上がっていきました
くるくると軌道を描き、その後はゆっくり落下
果たしてどこかに落ちるのか、空中分解するのか
あ強烈キャラ再発見
泥だらけになりながらお疲れ様です
カメラを向けると得意気にポーズしてくれました笑
初体験のロケット祭りは大雨に見舞われ…
とても印象的ものになりました
ラオスのお祭りはやっぱり楽しいです