ラオス 日々の出来事!!
2014.01.07
サバイディ皆様、ラオス語のあいさつ表現はご存知ですか?
中国語の『ニーハオ』や、韓国語の『アニョハセヨ』、タイ語の『サワッ・ディ・カッ』などは、テレビなどでもよく耳にしますが、ラオス語はあまり聞く機会がありませんね
ラオス語の『こんにちは』は、私たちのブログの冒頭に毎度書いている
サバイディです。(ちなみにお隣の国タイでサバイディは、元気ですという意味)
サバイディは、日本語と違って、朝から夜まで使える便利なことば。
お店やレストランなどのスタッフも、1日を通してサバイディといって迎えてくれるので、観光客の方が最もよく聞くラオス語かと思います。(私たちも、外国のお客さまへはサバイディと挨拶しています)
次によく聞くのは、ありがとうの『コープチャイ』
お店を出るとき、買い物したとき、店員さんもお客さんもよく使う言葉。
ですが。ルアンパバーンで買い物をしていると、たまに店員さんから、
『コープチャウ』と言われることがあります。
実は、コープチャウは、ラオス北部の方言。
日本にも各地に方言があるように、ラオスにも方言が存在します。
ビエンチャンとルアンパバーンは、距離的にはそんなに離れてはいませんが、発音は結構違います。
ビエンチャンでは、下から上に読む言葉が、ルアンパバーンでは上から下に下がることが多く、最初にルアンパバーンに引っ越してきた時はかなり戸惑いました(東京と大阪のイントネーションの違いに似ています。)
ちなみに、先ほどのコープチャイとコープチャウ。
ラオス文字で書くと、
ຂອບໃຈ
と、全く同じなのですが、この ໃ の部分が、ビエンチャンでは 『アイ』、 ルアンパバーンでは 『アウ』 と読むのだとか。
同様に、いくら?と値段を聞くときに使う『タオダイ?』が、ルアンパバーンの人は『タオダウ?』。
どこ行くんですか?と聞く『パイサイ?』も、『パイサウ?』になるなど、少しずつ違っています。
ルアンパバーンの中でも若い人はビエンチャン風に話す人も多いですが、ルアンパバーン出身のスタッフソンさんも、よく『アウ』を使って話しているので、興味深いです。
ルアンパバーンにいらっしゃって、『ありがとう』を言う際には、是非この『コープチャウ』使ってみてはいかがでしょう?
ラオス通を通り越して、一気にルアンパバーン通になって、一目置かれること請け合いです!是非お試しくださいネ!
ルアンパバーン支店佐藤