先日、アンマンでBeat Boxの大会がありました。
日本ではハモネプを通じ、ボイスパーカッションが有名になりましたが、ボイスパーカッション(海外では一般的にヴォーカルパーカッション)は、一般的に打楽器の音色をそっくりそのまま口で表現するのに対し、Beat Boxは、その他の電子音やベース音などもドラム音に混ぜて表現するテクニックで、基本は1人でパフォーマンスします。
もともとは、ドラムや、ターンテーブルを買えない貧困層の人達がドラムセットの口真似でリズムを再現し、それに合わせてラップをしたのが始まりだといわれています。
ヨルダンのBeatBoxコミュニティは規模がまだそんなに大きくないので、とっても小さなシアターで大会が行われましたが、ヨルダン人の女の子も大会に初出場するなど、着実に広まっています。
主催者でもある友人のAbood Aladhamは21歳の男の子です。
そんな彼がBeatBoxを始めたきっかけは、2010年にYoutubudeでBeatBoxの存在を知ったことが始まりだそうです。
それまでは特技が何もなく、何かないかとずっと模索していたそうです。Beatboxと出会うとすぐに没頭し、それ以来ずっとトレーニングに励んでいるそうです。
現在の目標と夢は、まづ中東一のBeatBoxerになり、そのあとは、世界一のBeatBoxerになること。いつかはヨルダンでBeatBoxの世界大会が開催されるくらいにコミュニティーを拡大し、BeatBoxのコミュニティーをサポートしたいそうです。
そしてヨルダンにも素晴らしいBeatBoxerがいることを世界の人に知ってもらいたいそうです。
頑張ってほしいですね!
そんな彼の動画はこちらから!
YouTube: Spotlight on Talent - Abood Adham
ちなみに、このビデオの撮影場所であるAbdounのBuffallo は、ヨルダンに駐在している日本人の方も多く利用しており、ハッピーアワーの12時から20時はビールが半額です!