もう夏が過ぎて秋の気配が忍び来るオランダからこんにちわ。
オランダと言えばチューリップやキューケンホフ、地平線まで彩る花畑を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。お花目当てで来る観光客はもちろんですが、オランダ人も花を愛してやみません。どけちの倹約家で知られるオランダ人がためたお金を惜しみなく使うのは、1に募金、2にビール、3にお花です。
さてちょいと見てください、こいつをどう思う?
え、ゴッホさん??ゴッホさんなの?
実はこれ、花で飾られた山車になります。ででででかいー!!
これらは世界最大を謳うズンデルトの花祭りパレードのものです。
観覧席よりでかいバイク。ひえー!!観覧席より大きいよ!!
上から見るとさらに迫力ありますね。どうやって作ったのこれ?
こちらは舞台裏。製作チームが土台に一個一個花をつけて仕上げますが、花はもちろん生花!時間が掛かるけど掛けすぎても花が色褪せてしまう!!すごい作業ですね。デザインに合わせて花びらも色のばらつきが無いように厳選されています。 オランダ人凄い!!
パネルでの作品の一例ですが、アトリエというより建造物の領域です。ごくり…これが、動くだと…?何しろ花の山車は世界最大級ですので生で見れたらどんだけ迫力でしょう。
うわーうわー見たいー!死ぬまでに見たいー!!とHISアムステルダム支店のスタッフたちも大興奮。(実はオランダに住みながらこの祭りを皆知らなかったのでした)
さて会場のズンデルトは画家のヴィンセント・ファン・ゴッホの生地です。写真は有名な天才画家の資料館ゴッホハウス。小さいながら中の展示も充実しています。
ゴッホさん没後125周年ということで、今年は特に気合が入ってることでしょう。
村にあるヴィンセントと弟テオの像。二人の運命を感じさせてなんか物悲しい…。
でも祭りは派手です! どっかーん!!
家と比較しても数倍大きな山車、超巨大なウェイター、しかも全部花花花…もうわけが分からないよ…。これを近くで見ててカメラに収まるのかしら?
こんなでっかいウェイターが追っかけてきたら、しばらく夢に出そう。たぶん一生忘れないことでしょう、色んな意味で。山車のデザインが非常に斬新でオランダ人のぶっ飛んだ遊び心に溢れているのもこの祭りの見どころです。
年に一度、今年は9月6日(日)開催のこの素敵なお祭りを見に行きませんか?バスで皆さんをお連れします。観覧席付プランもご用意してますので、ゆっくりパレードを楽しむことが出来ます。
<9月6日限定>ズンデルトの花パレード鑑賞&キンデルダイク(秋のバスツアー)
★ちなみに途中のキンデルダイクにも立ち寄りますので、天気が好いといいですね♪