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こんばんは。
さて、間髪いれずに、2日目続きに入りたいと思います!!
◎<2日目・5月30日②>
サイパン南部のアスリート飛行場跡地をでて、次に向かったのは、
サイパン東部にある、『サンタ・ルーディスの祠』と呼ばれる、
岩のくぼみにマリア像が祭られているとても神秘的なところ。
そこでは、島内で唯一、井戸水が出るところでもあるそうで、
日本統治時代、現地のキリスト教の人々が、隠すように安置し、
お祈りをささげたようです。
なんだか、江戸時代の隠れキリシタンのような話ですよね。
Kさんは、クリスチャンのため、ここでもお祈りをささげ、
くみあげられる井戸水で、手や頭を清めておりました。
サイパン東部へ移動してきたといいましたが、西側や
空港付近の南部とは違い、山を越えてきた印象があり、
まわりの木々は、ジャングルを思わせるものが茂っていた
印象がありました。
サイパン全域には、ある“雑草”がいたるところに生えているの
ですが、これは、アメリカ軍が、占領後、空から種を撒き散らした
とのことです。
その理由は諸説あるそうですが、一つは、日本統治時代、
大規模なサトウキビ畑を作っていたようで、そういった産業を
おこさせないためともいわれているようですが、他の理由として、
島中のいたるところで見つかるであろう、大量の日本人の遺体を、
覆い隠すことが目的とも言われているそうです。
ここから、午前中最後の訪問場所として、また西部にもどり、
ガラパン地区にある、『アメリカン・メモリアル・パーク』へ。
太平洋戦争50周年を記念して1994年に建設された、
広大な公園で、なかには太平洋戦争に関する博物館もあります。
Kさんは、ここの中央にある、記念碑の前にて、アメリカ兵で
犠牲になられた方への祈りをささげておりました。
この直後、遠くの空に、黒い雲があるなと思っていたら、
あっという間に近づいてきて、またもやスコールが。
でも、外はとても暑かったので、不快というよりは、気持ちが
よかったなと感じました
このあと、私達が宿泊しているホテルの近くにあるレストランに
移動し、ランチタイム
あれ、入口は階段??
と思いきや、脇にはスロープがついていて、車いすのまま
入店ができました!
可能でした
Kさんと食事の間、午前中の感想を話していると、
とても感動して、途中涙が止まらなかった、いい思い出に
なったと仰っていました。
私自身、戦争とは、無縁の年代ではありますが、
心に響くものを、見学をしながら、感じていたので、ましてや
お友達がサイパンで戦死されているKさんにとってみたら、
悲しみだけでなく、いろいろな感情が涌いてきたのだろうなと、
思いました。
でも、「まだ午後もありますよ」と伝えると、大きくうなずいて
おりました。
約1時間ほどのランチ休憩を終え、午後はサイパン北部へ
と向かっていくのですが、それはまた次回へ
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