10年間枯れて荒れ果てていた永定河に、終に
170億元という巨大投資を行い、水と緑に溢れる
生態景観公園を建設することが決定された。
工事は先月2月28日、既に永定河下流の宛平湖、
蓮石湖建設からスタートしており、河川敷には土が
盛られ、川底のあれ草が露にされている。今後この
エリアには、門城湖、蓮石湖、暁月湖、宛平湖、
大寧湖、稲田湖といった六大湖と10箇所のテーマ
公園が建設され、水と緑が美しい緑色生態画廊
に変身する。
かつて永定河は「北京母河」と言われ、頭溝、
石景山、豊台、房山、大興の5区に繋がる全長
170キロの河だった。しかい長い旱魃で生態は退化、
酷い黄沙に悩まされてきた。永定河水面を復活
させるには毎年約1.3億立方メートルの水が必要。
今後、清河や小紅門など再生水工場と盧溝橋、
五里ダ、門城再生水工場が永定河に三級の良質
な水源となり水を提供、加えて200万立方メートル
の雨水を流し、水流が保たれる計画。
HISPEK LIN