皆さん、こんにちは~
最近、だんだん天気が寒くなってきて、北京の気温は昼間でもマイナスに近くなりました。皆さんの観光意欲はそのマイナスの気温に影響されたのではないでしょうか。もし室外の寒さに耐えがたいと思う方がいらっしゃったら、室内のオプショナルツアーのほうはいかがでしょうか。
今回、みなさんに世界で有名な中国の京劇について、ご紹介させてもらいます。
京劇は中国では一番重要な非物質文化遺産の一つだと見られています。中国の伝統的な娯楽だとも言えます。鼓弓や月琴などの民族楽器が華やかな音楽を奏でている中、独特の衣装を着ている人物は登場します。芝居を演じる時、その着ている衣裳は俳優たちにとって、何よりなものだと思われています。昔は、一言が流行っていました。それは日本語で言い換えれば、「ぼろぼろな衣装を着ても、合わない衣装を着ない」ということです。つまり、自分が演じる配役に合わない服はいくらきれいでも、着ません。また、自分が演じる配役に合う服はいくら襤褸でも、ためらわないで着ます。その衣装には、俳優たちの自らの気持ち、配役への複雑な感情なども含めているのではないかと私は思っています。
ですから、皆様、京劇を鑑賞するとき、その筋書きはともかくとして、その華やかな音楽、独特の衣装、派手な舞台、活躍する姿なども、非常に魅力があります。
西遊記の舞台写真
皆様、どうか、京劇を見に行きましょうか~~
PEK 艾