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2011.06.28
最近、暑いですね!
北京はもう夏になりました。夏といえば、西瓜です!
スイカ(西瓜)は中国古代の医学書にもその効能が記されている。南宋時代の医学書には眼病に効くと記されている。元の時代には熱を冷ます効果が記されている。また、お酒飲みのお父さん方には、スイカ汁が酔いを覚ます効果あるとされている。明時代医学者李時珍先生の著書「本草綱目」にはスイカには、「喉の渇き止め、解熱、喉荒れ防止、精神安定、健胃健腸、酒酔い止め」などの効果があるとの記載があります。
“西瓜の里”と呼ばれ大興の出身ですから、西瓜が大好きです。
市内中心部から車で1時間ほどのところは西瓜栽培が盛んなところで、村全体が西瓜の産地となっています。ここには中国初の「西瓜博物館」もあって、毎年5月下旬から6月上旬にかけて「西瓜祭り」も開催されます。
甘味が多く美味しい大興区の西瓜ですが、その栽培は想像以上に手間がかかり大変です。種まき、接ぎ木などの作業は2月から(ビニールハウスなら1月から)始まり、仕事は年中無休。年越しのギョウザをゆっくり食べていられない時もあるそうです。
皆様、是非、夏の北京へいらっしゃって、美味しい西瓜を食べてください。
PEK 管