地域情報
2011.06.26
北京北駅は北京北西の西直門外に位置している中国国鉄の駅です。ここから「長城号」列車に乗って万里の長城・八達嶺へ行けます。北京北~八達嶺~延慶は「北京城鉄S2線」と呼ばれています。
これは旧北京駅です。もとの駅名は”京張鉄道西直門駅”と呼ばれています。清国政府は北京から張家口に至る京張鉄道を計画するも、戦略的に重要な路線だった為、イギリス、ロシアが鉄道敷設権を希望、清国による建設に反対したが、自国の鉄道技師による予備測量後、北京北郊の山岳地帯での敷設が困難と判断、そそくさと退散してしまった。この為自国資本での建設を決定、詹天佑が主任設計士に就任し建設が開始された。1905年(光緒31年)工事開始、4年後の1909年(宣統元年)8月11日に張家口 - 豊台が完成、10月2日に開業した。
旧駅本屋は旧京張鉄道の旧西直門駅舎であり、ホームは2面4線である。又ホーム上屋も一部が木製でした。
新北京駅は2005年着工、2009年に竣工して、1月17日に正式に運営しています。
「長城号」列車は八達嶺への観光列車です。
内部写真
途中、居庸関長城を通っています。
終点、八達嶺駅です。約1時間かかります。
午前の9時半発は一番いいですが、当日購入するのが厳しいです。
5日間前に予約可能なので、事前予約したほうが万全です。
乗車券14元(二等席)は高くないですが、一度お楽しみにしてください。
Koken