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テーマ：文化広場

2011.10.23

謎になった早期人類の居住地―古崖居

謎になった早期人類の居住地―古崖居遺跡は八達嶺長城の西北の20キロメートルの所に位置します。八達嶺長城と同じように、すべて延慶県の悠久な歴史の長い流れの中で、古代人が残した非常に不思議で壮観な人文遺跡です。「千古の謎」、「永遠の珍しさ」とも呼ばれます。

幅の10メートルのない谷間の両側に添って、谷の底まで10万平方メートル近くの険しい花崗岩の石壁の上で、人工で至る所に刻まれた石室が147個あります。石室の大きさが均等でなくて、形が異なります。ある部屋は二つで平行にし、あるのは複式での2階から、あるのが近代的な居住ビルの「3家屋」にとても似っています。その中で最も大きいのは上から下へ2階を分けて、脇に部屋を添えて、廊下に柱がはっきりとし、洞穴に住む主人が集会あるいは祭祀を行う地でしょうか。全部の洞穴は、扉、窓、オンドル、かまど、飼い葉桶、壁の台所、煙道などそろって、目を閉じて、炊事の味が歴史の静まりかえることを横切って鼻につんと来ます。

古崖居の由来については今なお謎ですが、その精巧な技術で、古代建築の非常に不思議な業績を注釈してくれました。147軒の石室はみんな柱がなく、梁がないのに、ビルの構造をちゃんと造り出したこと。はしごがなく、板がないのに、上から下へ何階もわけられて通じ合うこと。全部の石室は丸なら丸に、四方なら四方に、皆美学の決まりに合って、ある原始的な審美情趣を味わせること。石室の中に身を置いて精神を集中してあの世に思い慕って、まるで歴史の蔵経閣に身をおくようです。すべての石穴は字のない本のように、その時の兵事・戦争、焼き畑や耕作方法を再現して、後代の人に厳かで重々しい空気の中で豪胆を読み取って、戦争と平和のテーマを読み出させます。更にわずかなはっきりとする、1億3千万年前の地質変化による脈岩も見えますが、山体の中で自然に形成した石壁は人に大自然のいわくに感嘆させることが耐えられません。これで、皆に「中華第1迷宮」、「北京第2の周口店」、「北京敦煌」、「人文芸術のゴ－ルドバッハの予想」と呼ばれています。

古崖居全景

出口から出てから、青空の下で、緑いっぱい見えています。

一度、お越し頂けないでしょうか。