11月8日、立冬に入りました。
天気がだんだん寒くなってきます。
冬はいつも寒くて、生気ないと感じられます。
今年から北京の冬の緑化植物となるハボタンの鑑賞シーズンは来年の春まで続くそうですよ。
ハボタンは中国語では羽衣甘藍(YU YI GAN LAN)と呼ばれます。
ハボタン(羽衣甘藍)
外観は牡丹に似た艶やかさをもって、寒さに耐え然も凍らない植物です。
中国人として、甘藍の文字から野菜ではないか、と想像しています。
そう、実は羽衣甘藍は野菜の一種でキャベツの変種ですよ。
でも、ハボタン(羽衣甘藍)は葉が鑑賞性に富み、育てられている間に花草植物になりました。
野菜と言えども外観は草花に少しも劣らず、品種によって葉の色は赤紫、ピンク、黄色、緑と多彩できれいです。一つの株だけ見ても、まるで牡丹の花が咲いたように見えます。
更にハボタンの特徴は寒さに強くて、零下10度の気温にも耐え、また短時間に数十回霜が降り凍っても枯れたりしないからです。
北京市は今年更に、長安街沿線や立体交差橋など重点区域に試験的にエゾツゲの他、京緑白、蝶叶側柏、藍塔檜といった寒さに強く凍らない植物を植えていく計画するそうです。
今後、冬の緑化が大規模に進められ、茶色一色だった北京の冬も景色も美しくなります。
PEK Lixin